教員紹介

吉積 巳貴

Miki YOSHIZUMI 吉積 巳貴 教授

  • 専門分野地域振興、持続可能な発展のための教育(ESD)、
    まち・地域づくり、環境教育
  • 所属学会都市計画学会、農村計画学会、ESD学会、
    環境経済政策学会、環境教育学会、環境情報科学

これまでの研究の概要

京都大学大学院地球環境学舎地球益経済論博士課程修了、地球環境学博士。2004年~2005年、国連地域開発センター防災計画兵庫事務所リサーチアシスタント、2005年~2013年、京都大学大学院地球環境学堂助教、2013年~2018年3月、京都大学学際融合教育研究推進センター森里海連環学教育ユニット特定准教授、2018年4月より現職。地域資源を活用した住民主体型持続可能な地域づくり手法開発について国内外のフィールドと連携しながらアクションリサーチの手法を通して研究を行っている。主な研究フィールドは、滋賀県近江八幡市、和歌山県田辺市・みなべ町・白浜町、兵庫県南あわじ市・西宮市、ベトナム国フエ省、ダナン市など。

食マネジメント学部における今後の研究の方向性

地域の食文化や食資源を再評価し、地域資源を持続可能に利用・管理しながら、地域住民が主体的に地域づくりを行う方法を明らかにしたいと考えています。また行政、農林漁業従事者、企業や住民と食マネジメントの教育・研究連携体制を構築し、学生がフィールドで学べる場づくりとともに、地域貢献ができる仕組みを構築していきたいですね。

主な研究業績

  • 吉積巳貴,都市環境ガバナンス,(環境経済・政策学会編著『環境経済・政策学事典』第8章「環境政策と環境ガバナンス」), 丸善出版, 2018
  • Yoshizumi M., Multi-stakeholder community education through environmental learning programmes in Nishinomiya, in chapter 10 of “Educating for sustainability in post-Fukushima Japan”(Jane Singer et al. eds), p.170-183, 2016
  • 未就園児親子のための自然体験型環境教育プログラムを通した地域の子育て支援の可能性:西宮市における「未就園児親子のための森の子育て支援モデル事業, 事例を通して, 環境情報科学学術研究論文集29, p.351-356, 2015