宮崎県、佐賀県と「就職支援に関する協定」を締結

 立命館大学は5月8日(火)、宮崎県とUIJターン就職支援に関する協定を締結しました。
 この協定により宮崎県で就職を希望する学生に対して、インターンシップ機会の増大、企業・行政機関などの採用情報や就職セミナー・採用説明会などの各種就職支援イベントの開催や情報提供など、UIJ就職支援・促進に向けた取組みを宮崎県と連携して行います。
 宮崎県が大学と就職支援の協定を締結するのは5校目、関西圏の大学では初めてとなります。
 また、本学と都道府県との就職支援に関する協定締結は、徳島県、広島県、高知県、香川県、北海道(包括協定)、福島県(包括協定)、長野県、愛媛県、鳥取県、岡山県、石川県、山口県、福井県、静岡県、熊本県、新潟県、三重県、和歌山県、福岡県、岐阜県、鹿児島県、長崎県、島根県、佐賀県に続き25県目となります。

鎌原宜文宮崎県副知事(左)、吉田美喜夫学長(右)
鎌原宜文宮崎県副知事(左)、吉田美喜夫学長(右)

鎌原宜文宮崎県副知事のメッセージ
 本県におきましては、大学進学者のうち約7割が県外の大学へ 進学するなど、若者の進学・就職時の県外流出が続いており、 県内企業では人材の確保が最重要課題となっております。
 このため、現在、県外での就職説明会の開催や、 県内企業に就職する学生を対象とした奨学金の返還支援などに取り組んでいる ところでありますが、今後、さらに、効率的・効果的にUIJターン就職を 促進する必要がありますことから、この度、立命館大学と協定を 締結させていただきました。
 立命館大学は、1900年の創立から110年を超える歴史があり、 建学の精神として「自由と清新」を掲げながら、 大学改革、学園創造を大変積極的に進めておられます。
 また、平成26年度には、国の「スーパーグローバル大学創成支援事業」の 採択を受けるなど、国際化にも意欲的に取り組んでおられます。 現在、立命館大学には、本県出身の学生が約110人と 数多く在籍しており、今回の協定締結を契機に、本県出身の学生はもとより、 他県出身の学生も含めた多くの方々に県内企業の魅力を広く知っていただき、 企業の人材確保に弾みがつくことを大いに期待しております。

吉田美喜夫学長のメッセージ
 立命館大学は、学生の約半数を、関西圏以外から迎えております。これは、多くの外国人留学生を含めた、立命館の特徴である「多様性」につながっております。異なる文化・環境で育った学生同士が交流し、切磋琢磨することにより、多くの気づきを得て成長が生まれると確信しております。
 立命館大学には、現在、111名の宮崎県出身の学部学生が学んでおります。今次の協定締結により、直接的なサポートがなかなか難しい宮崎県内での就職活動支援が宮崎県のご協力をいただき、強化できるものとなります。極めて大きな意義があると考え、多いに期待しているところでございます。
 宮崎県におかれましては、河野知事を先頭に、「みやざき新時代チャレンジ産業プロジェクト」や「世界ブランドふるさとみやざきプロジェクト」など、地域経済の活性化に大変積極的に取り組まれており、移住・UIJターン就職を促進されていると拝聴しております。
 グローバル化の進展により、地域における経済活動においても世界を見通すことのできる人材養成が重要となっております。「グローカル人材」とも言われておりますが、今次の締結をとおしまして、宮崎県の振興、発展に寄与する、そのような人材育成に貢献させていただければと考えております。


 また、佐賀県と4月19日付で「佐賀県と立命館大学との就職促進に関する協定」を協定書交換により締結しました。
 この協定により佐賀県で就職を希望する学生に対して、県と大学が連携協力して各種就職支援イベントの開催や情報提供などを積極的に取組んで参ります。

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