両者の資源を活用し、食関連産業の発展へ

 株式会社ぐるなびと立命館大学は、食関連産業の発展を目的とし、地域の食材、食文化や料理人の調理技術の継承および伝承に向けた共同調査・共同研究を進めることとなり、8月9日に産学連携協定を締結いたしました。

 本協定により、本学の食マネジメント学部や情報理工学部の教員を中心に、地域の食材・食文化を次世代に伝えるためのデータベース化、人間工学やサービス工学の知見を活用した働き方改革としての店舗作り、動画やロボティクスをはじめとしたセンシング技術を活用した料理人の技術保存・伝承のためのIT・データ化などに関する共同調査・共同研究を行っていきます。これらの成果については、研究セミナーやシンポジウムを通じて、社会に発信します。 また、本学学生がぐるなびなどでのインターンシップや両者によるサマースクールやウインタースクールを実施するなど、飲食店を中心とした食関連産業を支える人材の育成や人材交流にも取り組んでいきます。

株式会社ぐるなび・滝久雄代表取締役会長のコメント(写真左)
ぐるなびが保有する情報やネットワーク、リアルな外食の現場等は、立命館大学の食マネジメント学部等での調査・研究等に生かせることと思います。
そして、これからの飲食店経営や技術継承のあり方など、日本の食文化を守り育てるために、立命館大学とぐるなびが力を合わせて取り組める事柄も、たくさんあると思います。今回の連携が、食の領域での産学連携の成功事例となることを大いに楽しみにしています。

吉田美喜夫学長のコメント
今回の協定締結により、ぐるなびの食産業における優れた知見と、立命館大学の有する学術的知見とをさらに融合・発展させ、社会に新たな価値を創造します。そして、未来の食産業に貢献する存在となるよう、尽力いたします。

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