立命館大学アート・リサーチセンター 創立20周年記念式典を開催

2018.11.05 TOPICS

立命館大学アート・リサーチセンター 創立20周年記念式典を開催

井上八千代家元
井上八千代家元
吉田美喜夫学長
吉田美喜夫学長

 2018年11月2日(金)、衣笠キャンパスで、立命館大学アート・リサーチセンター(以下、ARC)創立20周年記念式典を開催しました。
 創立20周年記念式典は、1998年に文理融合による文化・芸術の研究拠点として設立したARCの20年の歩みと成果を祝うとともに、ARCの発展にあたってご協力・ご支援いただいた方々への謝意を表明する場として行われ、国際日本文化研究センター所長の小松和彦氏、文化庁地域文化創生本部事務局長の松坂浩史氏をはじめ、来賓、ARC関係者の方々、学内関係者ら約77名が出席しました。

国際日本文化研究センター所長の小松和彦氏
国際日本文化研究センター所長の小松和彦氏
文化庁地域文化創生本部事務局長の松坂浩史氏
文化庁地域文化創生本部事務局長の松坂浩史氏

 式典は、京舞井上流家元の井上八千代師の言祝いの舞でスタート。立命館大学吉田美喜夫学長からの挨拶に引き続き、小松和彦氏、松坂浩史氏のご祝辞があり、ARCが文化を新しい形で展開してきたこと、20年前から時代を見据え、日本文化資源のデジタル・アーカイブ研究に取り組んできたことに対する評価とさらなる期待について述べられました。
 吉田美喜夫学長は、「ARCは情報技術とデジタル技術を結びつけ、文理融合の先駆的な学問分野を切り開いてきた。アートを中心にして世界にネットワークができあがったことは、一つの到達点である」と述べました。

ARCの歩みを紹介する赤間亮教授
ARCの歩みを紹介する赤間亮教授
ARCセンター長の細井浩一教授
ARCセンター長の細井浩一教授

立命館大学アート・リサーチセンターについて

 ARCは文理融合による文化・芸術の研究拠点として1998年に設置され、これまで有形・無形文化財の記録・保存・発信を行い、顕著な研究実績を積み上げてきました。設置当初から国内外から多くの評価を受け、学生と教員が一緒にプロジェクト活動する研究スタイルを導入し、世界有数の日本文化のデータベースを構築してきました。これまで、文部科学省21世紀COEプログラム(2002〜2006年度)「京都アート・エンターテイメント創成研究」、文部科学省グローバルCOEプログラム(2007〜2011年度)「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」、文部科学省共同利用・共同研究拠点(2014〜2019年度)「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」などにも採択されています。

 また、ARCでは、20周年を記念したARCに収蔵される名品をご紹介する名品展を以下の日程で開催しています。

20周年記念ARC収蔵名品展
[日時]11月5日(月)~11月9日(金)10:00~17:00
[場所]立命館大学アート・リサーチセンター1階 閲覧室
[入場料]無料

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