2017年6月19日(月)、草津市立志津南小学校にて人型ロボット「Pepper」を使ったプログラミング授業が行われ、本学の学生2名が授業サポーターとして活動しました。
 本プログラムは、ソフトバンクグループ株式会社が公募の中から選ばれた全国17自治体の公立小中学校、282校に約2,000台規模で無償貸し出しを行うもので、草津市はそのうちの一つにあたります。

総合学習の時間でプログラミング授業を

 草津市教育委員会からの依頼で、BKC地域連携室が本学の情報理工学部生やプログラミングサークルの学生などを中心に協力を呼びかけました。授業冒頭で自己紹介を行う学生サポーターの様子です。
 この日は6年生の授業で、まずは担当の先生からPepperができること、できないこと、接し方などの注意点が説明されました。そして、いよいよ6班に分かれて実際にPepperを喋らせるプログラミングを行います。

論理的に考え、課題解決力を養うプログラミング教育

 Pepperと繋がっているパソコンで日本語を話す設定をした後で、喋らせたい言葉を入力します。学生サポーターは児童を見守りつつも、少し手間取っているグループに対しては「どこがわからない?」とさりげなく関わっていき、活気あふれる授業の雰囲気づくりを担う様子が伺えました。  
 「私の名前は○○です」「おなかすいた。ごはんごはん」など、自分たちがプログラミングした言葉をペッパーが実際に話す様子に、児童も大喜びでした。  
 校長先生もプログラミング授業を見学。児童が学生と一緒に試行錯誤している様子に、自然と笑みがこぼれます。

 2020年には「プログラミング教育必須化」が予定されており、このプログラムはそれに先駆けて、児童・生徒の「論理的思考力」や「問題解決力」、「創造力」などの育成に貢献することを目的としています。
 今後も、徐々に本学学生がサポーターとして関わる機会を増やしていく予定です。

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