自己分析をしてみよう

自己分析の目的~自分らしい志望動機を伝えるために~

みなさんが採用選考に臨むうえで、必ず「志望動機」を問われます。「志望動機」とは、みなさんの仕事に対する「志」や「ビジョン」を語るものであり、「なぜその業界なのか」「なぜその企業なのか」「そこで何に取り組みたいのか」を伝えるものです。
「自己分析」を通じ「自分らしさ」を、「企業研究」を通じて「企業らしさ」を深めていくことで、「私は△△△△を活かして、□□□□である企業で、○○○○に取り組みたい」という「自分らしい志望動機」にたどり着くことができます。「自己分析」と「企業研究」は、車の両輪に例えることができます。両輪をしっかり動かして、「自分らしい志望動機」を伝えましょう。

自己分析とは

みなさんは「こんなことをやりたい」「こうなりたい」という「意思」をもって、学生生活のなかで様々な「取り組み」(正課での学び、サークル、アルバイト等)にチャレンジしたことでしょう。チャレンジにあたっては、人それぞれに自分の性格、価値観、興味・関心を活かした思考や行動特性があります。その結果や成功を生み出す思考や行動特性が、「自分らしさ」なのです。
「らしさ」は、ただ「取り組み」を述べるだけでは、相手に伝わりません。「なぜその取り組みをしたのか」「どんな方法でやったのか」「どのようにがんばったのか」と自分に繰り返し問いかけることで、「意思」と「らしさ」を自分の言葉で表現できるようになります。これが「自己分析」です。

自己分析の進め方

採用担当者の視点

上の「△図」を見てください。「行動」は「他者に見える」ものですが、「行動のもととなる要素」は「他者には見えない」ものです。だからこそ「自己分析」で洗い出し、言葉で他者に伝える必要があります。そして採用選考で採用担当者が知りたいのも、この行動を支える「人それぞれの性格、考え方、興味・関心、能力、価値観などの要素」なのです。

自己分析の進め方

自己分析の手がかりとして、これまでの大学時代に取り組んだことを、まず振り返ってみましょう。ここで大切なのは、取り組みの大小や華やかな結果の有無ばかりを考えないこと。正課の学びや資格取得、留学、サークルやボランティア、アルバイトなど、成功と失敗の繰り返しのなかで自分なりに一生懸命取り組んだ経験こそ、「らしさ」が現れます。大切なのは、その取り組みに現れる「らしさ」をしっかり洗い出して深めることです。

なぜ?どのように?を繰り返し問いましょう

取り組みを、さらに深掘りしましょう。「何に取り組んだ?」だけでなく、「なぜ取り組んだ?」「どのように取り組んだ?」と具体的に振り返りましょう。ポイントは、「なぜ?」をできるだけ多く繰り返し、掘り下げること。「なぜ?」を繰り返すことで、その取り組みの過程で自分が大事にしたこと、価値を感じたこと、つまり「自分らしさ」が見えてくるはずです。一方、問いかけが浅いと、伝えようとする「らしさ」がどのようにあなたの中に育ったのか、具体的な根拠を示すことができず、相手に納得感を与えることもできません。

いろんな切り口で自己分析をしてみよう

過去の取り組みをから振り返るだけでなく、様々な切り口で自己分析を行うことができます。自分について様々な切り口で洗い出し、整理してみましょう。

テーマ 問いかけ方例
性格・タイプ どんな性格 / タイプ?なぜそう思う?具体的にどんなことがあった?人との違いは?
強み・弱み どんな強み / 弱み?具体的にどんなことがあった?
好きなこと・嫌いなこと どんなこと・モノが好き / 嫌い?どこが好き / 嫌い?それはなぜ?
モチベーションの源泉(やる気) どんな時にモチベーションが上 / 下がる?それはなぜ?
興味 何が楽しい / つまらない?それはなぜ?
価値観 座右の銘は?モットーは?判断基準は?なぜそう考える?きっかけは?
過去の取り組みから 嬉しかった経験・成功経験、辛かった経験・挫折経験は?その時何を考えた・何を思った?そこから何を学んだ?
夢・目標 どんな夢・目標?なぜそれを大切にするの?どんなきっかけでそう思うよになった?