立命館大学 末川記念会館

dummy

 故末川博名誉総長は、戦前・戦後を通して教育・学術研究はもとより、広く文化活動においても大きな足跡を残されました。学園は敗戦直後の1945年11月、末川先生を迎えました。末川先生は、それ以来1969年まで25年間にわたり、立命館総長・立命館大学長として、平和と民主主義の教学理念を樹立さ れ、本学園の復興と振興に尽力されました。

 末川記念会館は、1983年に末川博名誉総長の偉業、遺徳を偲ぶとともにその精神を継承し、さらに未来に向かって発展させる施設として、校友、教職員をはじめ、各界有志の方々のご協力によって、建設されました。

会館案内

  館内は、1階に末川博名誉総長の学問的・社会的業績ならびに遺品を展示しているメモリアルルームと1946年3月以降現在も毎週「立命館土曜講座」を開催している末川記念会館講義室を設置しています。2階には、京都地方裁判所から移設した「松本記念ホール陪審法廷」、故白川静名誉教授の研究成果を広く社会一般に公 開し、漢字を含めた東洋の文字文化の啓蒙と普及、教育・研究活動を行うことを目的とした「白川静記念東洋文字文化研究所」と3つの会議室を併設しています。

  • メモリアルルームと陪審法廷は自由に参観できます。
  • 末川講義室と会議室は講演会、研究会などにご利用できます(有料)。ご利用を希望される方は、下記「お問い合わせ先」まで連絡下さい。 
  • 施設利用についての詳細はこちら

     8月、12月、1月を除く毎月第1日曜日が定例休館日ですが、その他の土・日・祝日は開館しています。なお、年末年始および8月の全学一斉休暇は休館とさせていただきますので、ご利用される際は事前に下記「お問い合わせ先」へご照会ください。

        

    松本記念ホール陪審法廷

    松本記念ホール陪審法廷
    1928(昭和3年)から15年にわたって行われた陪審制を次代に伝える貴重な文化遺産です。

    メモリアルルーム

    メモリアルルーム
    末川先生の学問的・社会的活動の諸業績、遺品、書斎、応接室(復元)を展示しています。

    末川記念会館講義室

    末川記念会館講義室
    188名を収容できる末川記念会館講義室は講演会・シンポジウム等にご利用いただけます。毎週土曜日、「立命館土曜講座」はここで開催されています。

    第2会議室

    第2会議室
    2階には第1~第3会議室が設置されており、研究会・研修会等に利用されています。

    第3会議室

    第3会議室
    第1会議室は定員20名、第2会議室は定員30名、第3会議室は定員40名となっています。
        

開館時間・休館日

開館時間:午前9時 ~ 午後5時
休館日:定例休館日 毎月第1日曜日(8月、12月、1月を除く)

但し、年末年始および8月の全学一斉休暇は休館とさせていただきます。
休館日については末川記念会館受付(TEL:075-465-8234)へご照会ください。

末川博(すえかわ・ひろし)プロフィール

1892年11月20日山口県玖珂村に生まれる。1917年京都帝大法科卒、1925年同教授、1931年『権利侵害論』により法学博士。1933年京大 事件に抗議して佐々木惣一・恒藤恭らとともに辞職。1945年11月立命館大学長、1948年立命館総長・立命館大学長に就任、本学園の復興と振興に尽 力。また市民に開かれた大学をめざして1946年「立命館土曜講座」を開設。1969年退任し、名誉総長となる。日本学士院会員、学術会議会員。主著は 『契約総論』『権利濫用の研究』など多数。『岩波六法全書』『法学辞典』の編集代表、『民商法雑誌』の責任編集者として法学界の重鎮であった。1977年2月16日逝去。

お問い合わせ

立命館大学 末川記念会館
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
TEL:075-465-8234
FAX:075-465-8235

ページトップへ