MENU

カリキュラム・プログラム

語学力と経済センスを磨き
国際社会で活躍できる力を培う。

#01多様な経済学分野から学びをデザイン

立命館大学では多様な経済学分野から、ゼミ教員のアドバイスのもと、学生自ら学びをデザインすることができます。ここでは、経済学部の学びのシステムを紹介します。

入学前に、国際専攻、経済専攻の2専攻から選択

2017年度からの経済学部は、高度な外国語運用能力とグローバルな視野の獲得に重点を置いた国際専攻と現代社会のさまざまな経済問題に対応する分析力と実践力を磨く経済専攻の2専攻から構成されます。入学前にどちらかの専攻を選んでいただきますが、一定の要件の下、1回生終了時に専攻間移動の機会も設定しています。

国際専攻
「外国語+経済学教育+海外経験」で、世界で通用する国際人を育成する。

現在社会から求められているのは、高い語学力だけでなく、国際的な視野を持ち、経済に関する確かな知識を備えた人材です。国際専攻では、国際化した経済・社会に対する洞察力・分析力を磨くため、独自の外国語プログラムを展開するとともに、海外留学や海外フィールドワークの機会を豊富に設けています。特に外国語教育では、英語と中国語のインテンシブコースを設置し、入学直後から現地で「使える」語学力を集中的に学ぶことができます。

経済専攻
「理論+現実+実践」で、現代社会の諸問題を解決する人材を育成する。

現代の経済社会は、個人、企業、政府、非営利団体などが、さまざまな「市場」で競争し、協力しながら、取引を広げていくことで成り立っています。こうした社会において経済学は、社会生活の基礎になっている経済活動のメカニズムや市場の法則を解き明かし、個人や企業、政府がとっていくべき戦略や豊かな社会を想像していくための方法を学び、考えていくための手段となります。経済専攻では、小集団での学びの機会をこれまで以上に増やすことで、経済学を中心に法律や経営など他の社会科学や教養までを段階的かつ総合的に学びます。

多様な経済学分野を学ぶ「ユニット制」

ユニットとは、一定の関連性と系統性をもつ科目パッケージであり、経済学が多様な分野を持つことを可視化する役割も持っています。学生は、ゼミナール教員による履修指導の下で、ゼミナールの学習内容と深く関係するユニット科目を履修することで、学びの体系性が保証されます。学生が選択する研究テーマによっては、複数ユニットの学びを進めることも可能です。

  • グローバル経済

    国際間の経済関係と各国経済の多様性を経済学的視点から理解し、開発途上国問題などの国際的諸課題をグローバルな視点に立って考察し、課題解決方法を立案できる力を養います。

  • 経済政策

    経済政策に関わる理論、制度を学ぶとともに、データ分析や事例研究を通じ日本経済が抱える様々な問題の本質を洞察する力を養い、俯瞰的かつ理論的な視点から政策課題の解決策を提案できる力を養います。

  • 労働・社会保障

    人口減少と少子化・高齢化が日本社会にもたらす影響を踏まえながら、労働政策や医療政策、介護政策、年金政策などの社会政策に関わる諸課題を分析し、その解決手法について考察します。

  • ビジネス戦略

    経済学的視点から企業の意思決定理論や企業行動が社会に及ぼす影響を学ぶとともに、マネジメント、会計、法律などの多様な観点から経営戦略、企業組織をめぐる諸課題を分析します。

  • ファイナンス分析

    資金の調達・運用。投資戦略などの理論を理解するとともに、金融市場の制度や政策に関する知識、企業財務や金融市場を分析する技術など、金融に関わる業務に必要な知識と技術を学びます。

  • 環境政策評価

    環境・公害問題の科学的な理解に加え、環境の経済社会的価値や環境政策の効果を評価するための分析手法の修得など、政府の環境・資源政策や企業の環境マネジメントに活用できる文理総合的な学びを行います。

  • 地域マネジメント

    市場経済では解決が難しい地域・コミュニティの課題について、地域政策に関連する法律や制度と合わせて深く知るとともに、国土形成計画から地域振興まで、総合的視点に立った課題の解決方法を学びます。

  • 歴史・思想研究

    現代から将来を見渡す俯瞰的な視野を身につけるため、経済史、経済学史を理解したうえで歴史的な経済学論争の事例やその考察を行うことによって、現代経済の諸問題の根源を考察します。

#02少人数教育による密度の高い学び

少人数ゼミ学習の概要とメリット

1回生では主に大学での学び方を、2回生からは自分の関心のある分野のゼミナールに所属し専門分野を深めます。3回生以降で、各々が学問的関心や問題意識に沿ってテーマを設定し、自主的に調査・研究を展開します。
また、長期留学する学生もゼミナールに参加できるよう、2回生・3回生時はセメスター(半年間)ごとの履修が可能です。それぞれの興味やキャリア、個性に応じたアドバイス・指導を行い、密度の高い学びを目指します。

課題を発見し、主体的に学ぶ力を身につける

ゼミでの学びを通して、課題を発見し、主体的に学ぶ力を身につけることを目指します。実社会で生きる力となります。主体的に学びに取り組むための環境として、4年間を通じて小集団で学びます。また、この学びの成果を発揮し、伸ばすために、発表の場を設けています。

主体的な学びの成果を発揮する場
  • ゼミナール大会

    学生同士の知識の深め合いや研究意識の向上、また経済学部全体のレベルアップを目標に、毎年12月に開催されるイベントです。毎年200~300チーム、約1000名の学生が参加。日ごろの調査・研究の成果を論文としてまとめてプレゼンテーションを展開し、コンテスト形式で評価されます。自らが設定したテーマについて徹底的に研究し、多くの人の前で成果を報告することにより、社会で役立つ問題発見・分析・解決の能力、プレゼンテーション能力を養います。

もっと詳しく

#03異文化理解・国際的な経済センスを培う

海外留学・海外インターンシップなど、異文化に触れ、海外の経済社会を学ぶ面白さを体験することができる多彩な国際教育プログラムを用意。グローバルな視野を持ってさまざまな挑戦をしようとする学生を支援します。経済学部では独自のプログラムが充実しています。

経済学部独自の海外教育プログラム

海外アカデミック・プログラム
海外で外国を学び、外国語で経済を学ぶ

海外の大学などで語学を集中的に学ぶとももに、外国語による経済学の授業を履修します。さらに、課外時間などを活用することで、現地の経済事情についても体験的に学ぶことができます。

海外フィールドワーク・プログラム
フィールドワークを通じて、開発や環境の実態に触れる

経済学部で学んだ知識を活用し、海外で調査・研究に取り組みます。現地のNGOや地方機関、農村地帯などにも出かけ、現地の人々と触れあいながら環境と開発、地域格差是正などについて考えます。また、イギリスでのプログラムでは日本企業・団体のロンドン事務所を訪問調査します。

海外インターンシップ
海外で外国を学び、外国語で経済を学ぶ

経済学部では、海外勤務に必要なたくましさを培い国際センスを磨くため、日本企業・団体の海外オフィスでのインターンシッププログラムを開拓しています。アラブ首長国連邦の日系・現地石油関連会社ではグローバルなエネルギービジネスの現場に身を置き、その仕事を学びます。

#04資格取得・就職サポート

立命館大学ではキャリアセンターで年間を通してさまざまな就職支援プログラムを展開しています。 多種多様な業種・職種で活躍するOB・OG約100名の協力を得て「経済学部就職活動応援企画(通称メントレ、3回生対象)」を実施するなど、学部独自の就職企画にも注力しています。 このように立命館大学全体としての資格・就職の支援に加え、経済学部での学びや就職支援企画なども皆さんの資格取得・就職のサポートをします。

経済学部独自企画 就職支援イベント「メントレ」

  • 社会の第一線で活躍する卒業生と協力し、学生の就職活動を組織的に支援。

    2013年度より実施している、2日間にわたるメントレでは、さまざまな業界の一線で活躍する卒業生による模擬面接や、エントリーシート作成の指導を行っています。先輩と直に交流することを通して、学生自身が自らの将来をより具体的に考える機会となっています。

    もっと詳しく

学部共通:資格取得サポート

立命館大学では「エクステンションセンター」において、資格取得や難関試験合格を目指すための講座を開設し、進路・就職支援を行っています。
また、経済学部でも日商簿記の資格取得を想定した科目の設置、また公務員や公認会計士、税理士などの専門的なキャリア形成につなげる「財務・会計プログラム」「公務・行政プログラム」を設置するなどしています。

公務員簿記検定ファイナンシャルプランナー公認会計士税理士など

資格取得サポートを詳しく見る

TOEICTOEFLなど

語学資格取得サポートを詳しく見る

#05多様な学生との出会い

経済学部はびわこ・くさつキャンパスが学びの舞台となります。北海道から九州まで日本各地の学生が集まります。留学生も在籍し、グローバルな交流も盛んです。また、理工学部、生命科学部など理系学部も同キャンパスのため多様な学生との交流が期待できます。

カリキュラムツリー・カリキュラムマップ

カリキュラムツリー(2017年度以降入学生)

カリキュラムマップ(2017年度以降入学生)

カリキュラム表

カリキュラム表(2017年度以降入学生)

カリキュラム表(2016年度以前入学生)

教職課程

教員育成に対する理念および認定課程設置の趣旨等