生物系薬学
分子薬効毒性学研究室
皮膚と内臓をつなぐ免疫ネットワーク
私たちの研究室では、皮膚の免疫機能について研究しています。幼少期に多くの方は、「水痘・帯状疱疹ウイルス」に感染したとき、皮膚に水膨れができることを経験します。体内の免疫に感染が生じたとき、皮膚にどのようなメカニズムで影響が生じるのか、未だにわかっていません。私たちは、多臓器をつなぐ免疫のはたらきに着目し、自然免疫系と獲得免疫系のリンパ球を臓器ごとにモニタリングする評価系を構築しました。これは、遠隔臓器を調節する免疫ネットワークのはたらきを調べる重要な手掛かりをもたらしてくれると考えられます。