連携事業
2009/4/17
2009年4月10日(金)、杵築市とAPUの友好交流協定の調印式を大分県庁で行いました。江戸時代の風情を残した城下町を有し、歴史と文化の香り高き杵築と、国際的な教育研究機関としてグローバルな人材育成を目指すAPUは、今後、多面的な交流企画を通じて、さらなる関係強化を図ります。
調印式には、杵築市から八坂恭介(YASAKA Kyosuke)市長、APUからモンテ・カセム学長が出席し、立会人の広瀬勝貞大分県知事と共に協定書へ署名をしました。
八坂市長は「山香のふるさと祭りにAPUの学生が参加するなど、これまでにもAPUとは様々な繋がりを持ってきました。地元住民と学生が同じ取り組みから汗をかき、交流を深めてきたことは地域の喜びです。これからも、学術・国際・研究分野において大学の知恵や成果を行政へ活かしていただきたいと思います」と期待を話しました。
カセム学長は、「APUのミニ地球の環境と学術資源・成果を地域に活かすような事業を杵築市と共同で行っていきたいと考えています。杵築市は古くからの町並みを残した美しい街で、特に観光に力を入れています。APUは観光をはじめ、エネルギーや食、健康に関することなど様々な面から多元的に杵築市の発展のために協力していきたいです」と協定に対する希望を述べました。
杵築市は、大分県北東部、国東半島の南部に位置し、人口約3万4000人を有しています。美しい海岸線と山々に囲まれた豊かな自然に恵まれ、農業も盛んです。また、杵築城や武家屋敷など古くからの町並みを残し、観光地としても親しまれています。
APUは、今回の杵築市との締結を含めて、大分県内外の12自治体、組織と友好交流協定を結んでいます。毎年約1000人以上の学生が県内外の交流事業に参加しています。
杵築市ホームページはこちら
http://www.city.kitsuki.lg.jp/indexpc.php