学生生活|受賞
2011/10/21
2011年10月18日(火)、APUの国際学生4名が大分市の楊志館高等学校で開催された「第9回外国人による日本語スピーチコンテスト」に出場し、PHAM Le Hong Phucさん(APM4、ベトナム)が最優秀賞を受賞しました。また、大会に参加したAPU生全員が入賞を果たしました。
学校法人後藤学園が開催するこのスピーチコンテストは国際文化への理解促進を目的に、日本滞在5年未満の外国人を対象に、毎年行われています。今年は県内在住の外国人留学生19名が応募し、原稿審査など予選を通過したAPU生4名を含む総勢14名が本大会へ進みました。
出場したAPU生は、楊志館高校の生徒や審査員を前に、日ごろの言語学習で培った流暢で正確な日本語を披露し、高い評価を得ました。
最優秀賞を受賞したPHAMさんは「おとぎばなしのはじまるところ」と題して、留学当初に地域の方から助けられたエピソードを紹介し、日本人の助け合いの心を世界中に広めたいと発表しました。PHAMさんは「日本語の発音が苦手だったので、日本語の先生や日本人の友人の前で何度もスピーチの練習をして、本番でも発音に十分気を配りました。結果、最優秀賞をいただき、自分の日本語能力に自信を持つことができました」と受賞の喜びを話しました。
APUでは、言語教育センターを設け、日本語や英語のほか、アジア太平洋地域の6言語を学修する機会を提供しています。また学生の約半数を占める外国籍の学生の多くは、日本語の授業だけでなく、課外活動や地域交流に積極的に参加し、普段から日本語能力の向上に努めており、日本企業からも高い評価を得ています。
第9回外国人日本語スピーチコンテスト 入賞者
最優秀賞:PHAM Le Hong Phuc(APM4、ベトナム)
タイトル「おとぎばなしのはじまるところ」
優良賞(第3位):Lee Halin (APM3、韓国)
タイトル「私が教育を通して学んだ“本当の教育”」
読売新聞西部本社賞: Yang sihui(APM4、中国)
タイトル「私の見た日本と世界」
OBS大分放送賞:Zhang Yu(APM4、中国)
タイトル「将来に向かって“Youできる”ような人間になろう!」