立命館アジア太平洋大学

CLOSE

ニュース

APU生がKUMON主催の小学生向け英語キャンプに貢献

学生生活|連携事業

2011/10/24

2011年8月2日(火)〜27日(土)、14ヶ国・地域出身、32名のAPU学生がキャンプリーダーとして株式会社公文教育研究会が主催する「KUMONイングリッシュ・イマージョン・キャンプ」に参加しました。11年目を迎えたイマージョン・キャンプは滋賀県守山市で開催され、日本中から215名の小学生が参加しました。

イマージョン・キャンプは7日間を通じて“間違いを恐れないで英語のコミュニケーションに挑戦しよう”を合言葉に、子ども達の英語能力を高めるだけでなく、キャンプリーダーの母国の文化や伝統を体験したり、貧困や地球温暖化など国際問題について学んだりと、様々な活動やプログラムが実施され、キャンプリーダーは参加した子ども達が英語を使ってコミュニケーションが取れるよう励まし、支援しました。

また、良い行いをするともらえる“ウェルダンポイント(Well Done Point)”といった、子ども達が社会問題への関心を高めるための様々なプロジェクトが実施されました。このウェルダンポイントの取り組みで子ども達が獲得した6,773個のポイントは会場となったホテル琵琶湖プラザによって換金され、スリランカの井戸建設や恵まれない子ども達への文房具購入資金の一部として活用されるほか、東日本大震災の被災地のひとつ、岩手県山田町の子ども達の教育資金として寄付されました。またもう一つのプロジェクトとしてペットボトルキャップ25,520個を集め、世界の子ども達32人分のポリオワクチンに交換しました。

始めてキャンプリーダーを務めたTSIMAKOKO, Charity Laoneさん(APS1、ボツワナ)は「私自身が成長できたと感じています。キャンプリーダーの経験を通して、チームワークやどんな困難な時でも互いを信じる力、忍耐力や粘り強く努力することを学び、新しい自分を発見することができました」と振り返りました。

MUHAMMAD S.R, Fatemeeさん(APM3、バングラデシュ)は「2度目の参加ですが、新しい子ども達や新しいキャンプリーダー達と新しい経験をする機会となりました。違う環境で育った、様々なメンバーをともに活動することは自分にとっても挑戦ですが、子ども達のために同じ目標に向かって努力をしたことで、実りある結果を出すことができました」と述べました。

キャンプリーダーたちは、今年6月19日にAPUで開催された毎年恒例の「KUMONイングリッシュ・イマージョン・デイ」にも参加しトレーニングを積んできました。

詳細は以下、KUMONとイングリッシュ・イマージョン・キャンプ公式サイトをご覧下さい。
http://www.immersioncamp.com/?lang=jp

 

取材:VEGAFRIA Elaine Cruz(APM2、フィリピン)
APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant(SPA)>

 



  • LINEで送る

PAGETOP