学生生活|イベント
2012/1/13
2011年12月16日(金)、ミレニアムホールでジャパニーズウィークのグランドショーを開催しました。当日は悪天候にもかかわらず約650名の観客が来場しました。
今年のグランドショーは日本の文化を紹介するだけでなく、2011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた地域にスポットを当て、福島県にゆかりの白虎隊(*)の物語を軸に様々な日本の文化を披露しました。
公演の冒頭、東日本大震災の被害者のために黙祷を捧げ、国際学生20名を含む140人の学生が白虎隊の一生を演じました。公演の中では書道や和太鼓、荒馬踊りやよさこい踊りなど多様な日本の伝統文化はもちろん、J-POP音楽など日本の現代文化も紹介しました。
ジャパニーズウィーク代表の林 洸佑さん(APS2、日本)は「3月11日の東日本大震災が日本に悲劇をもたらしました。この悲劇を日本人として重く受け止めるべきだという思いと、日本人の心や考え方を含めた日本文化を国際学生に知って欲しいと考えテーマを設定しました」と公演を振り返りました。
ショーを観覧したFatemee Muhammad Shahinur Rahmanさん(APM3、バングラデシュ)は「日本人学生が自分の国のことをしっかり思っていることが伝わる素晴らしい公演でした。」と感想を述べました。
*白虎隊
1868年の会津戦争に際して会津藩(現在の福島県西部)が組織した、16歳から17歳の武家の男子によって構成された部隊。悲劇的な最後を遂げたことから、ドラマ化もされている。
取材:KIM Yon Woo (APS4, 韓国)
APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant(SPA)>