連携事業
2012/2/23
2012年2月15日(水)、APUと大分県津久見市との友好交流協定の調印式を大分県庁で行いました。市民と行政による協働のまちづくりを基本姿勢とした総合計画を策定し、「元気ある津久見市、活力あるまちづくり」に向けた更なる取組を推進している津久見市と、国際的な教育研究機関としてグローバルな人材育成を目指すAPUは、協定締結をきっかけに多面的な交流企画を通じて一層の連携・協力関係の強化を図ります。
調印式では津久見市の吉本 幸司市長、APUの是永 駿学長が、立会人の広瀬 勝貞大分県知事と共に協定書へ署名をしました。調印にあたり是永学長は「今回の協定締結が、市民レベル、民間レベルの交流の充実化、活発化の契機となることを期待します」と挨拶しました。また、吉本市長は「国内の大学グローバル化の先進的役割を担い、数多くの自治体との連携実績を有するAPUと協力し、津久見市が抱える諸課題の解決に向けて取り組んでいきたい」と挨拶されました。
2012年で市政60周年を迎える大分県津久見市は、県南部に位置し、日豊海岸国定公園に指定されたリアス式海岸を有する自然ゆたかな街です。温暖な気候と豊富な漁場に恵まれ、県内有数の柑橘類の産地、マグロの漁業基地としてだけでなく、観光スポットとしても、県内外の人々から親しまれています。
大分県、別府市の誘致を受けて開学したAPUは、地元地域の国際化と活性化に寄与することを重要な使命のひとつと位置づけ、今回の津久見市を含めて、大分県内外の18自治体と協定を結んでいます。毎年約1,000人以上の学生が県内外の交流事業に参加するなど、地域貢献の取り組みを進めています。