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APU卒業生、日本語弁論大会で優勝

2008/8/7

2008年6月14日(土)、「第49回外国人による日本語弁論大会」(国際交流基金などが主催)が埼玉県川越市で開かれ、2005年にAPUを卒業したサミーラ・グナワラデナさん(スリランカ)が最優秀賞である外務大臣賞に輝きました。


サミーラさんは現在、島根県隠岐郡の海士町観光協会で研修生として商品開発に携わっています。大会では「若者・馬鹿者・よそ者」と題して島づくりに携わった経験などを話しました。29の国と地域、100人の応募の中から選ばれて決勝大会に臨んだ12人の中で、トップに立ちました。また、一般来場者が投票で選ぶ「会場賞」も受賞し、“ダブル受賞”となりました。

サミーラさんは、大会と学生時代を振り返りながら、以下のコメントをAPUの後輩へ寄せてくださいました。「全く日本語が分からないままAPUへ留学し、先生や友人はもちろん、たくさんの別府市民の方との触れ合いの中から日本語を学びました。自分の日本語で“人に何かを伝えることができるのか”という思いからこの大会へ出場し、外務大臣賞という栄誉ある賞をいただくことができました。APUで学ぶ国際学生のみなさん、国際的な環境で学ぶには、APUは理想的な場所です。また、日本で生活する上でのマナー、ルールを理解するためにも、地域の方々と触れ合う機会をたくさんもって下さい」。

外国人による日本語弁論大会は1960年に始まり、毎年、全国各地持ち回りで開催されています。本大会では、予備選考通過者で、日本社会や文化に触れる機会のある外国籍の方が、それぞれの経験や思いを日本語で発表します。国際交流基金は外務省所管の特殊法人で、国際交流事業を通じて日本の文化を世界へ発信しています。

「第49回外国人による日本語弁論大会」を紹介するWEBサイト
http://www.jpf.go.jp/j/japanese/event/benron/index.html

サミーラさんが生活されている島根県海士町の情報発信サイト
http://ama-sns.net/amana/




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