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学生環境シンポジウムがAPUで開催

2008/8/8

2008年8月2日(土)と3日(日)、地球温暖化と持続的な発展をテーマとするシンポジウムがAPUで開催されました。主にAPU学生で構成する74人の参加者は、環境問題専門家からの講義を聴いたり、ワークショップで討議したりしました。議題は、気候変動と持続可能な発展の関係から日本の環境に関する法律、個人および組織が環境問題を解決するためにできる取り組みまで及びました。


講義は、財団法人地球環境戦略研究機関(神奈川県)の木村ひとみ研究員、NPO法人大分県地球温暖化防止活動推進センターの三浦逸朗センター長、APUのサンガ・ンゴイ・カザディ教授が行いました。3日(日)の最終プレゼンテーションでは、各ワークシップで参加者が提案した(環境問題解決のために)実践できるアイディアが取りまとめられ、紙の両面を使用してレポートを提出する、学生サークル活動の紹介をチラシではなく、インターネットのWEB上で行うというものが含まれていました。参加者は最後に、提案した考えを実行していくという議決書にサインし、APUカフェテリアで生演奏が流れる中、バイキング形式の食事を楽しみました。

このシンポジウムは、準備からイベントPRまで、すべて学生実行委員会によって運行されました。その主メンバーは昨年、ハワイで開催された同様のシンポジウムの参加者です。フェリザール・フランシスコAPS教授が、実行委員会の学生たちに、シンポジウム開催に向けて一連の準備講義、ガイダンスを行い、APU・アカデミックアウトリーチオフィスの職員も事務的なサポートをしました。

実行委員会のメンバーは「無事にシンポジウムを終えられてうれしい。来年以降、後輩たちに引き続き開催をしてもらいたい」と感想を寄せました。また、多くの学生が環境問題、その対策のための活動に関心を寄せていることも喜んでいました。この2日間のシンポジウムは未来の“環境活動家”となるであろう学生たちが意見交換し、ネットワークを構築する機会となりました。

シンポジウムのアドバイザーでもあったフェリザール教授は「実行委員会のメンバーは、限られた時間、資本にも関わらず、力を合わせて素晴らしい運営をしてくれた。来年以降も毎年、ぜひこのシンポジウムを開催してもらいたい」と講評しました。



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