びわこ・くさつキャンパス

 12月10日(木)、コスモエネルギーホールディングス株式会社より、秘書室所属の北村篤史氏と同社人事総務部人事グループ所属の久保知子氏の二名を迎え、International Seminar&Conference(以下ISC)を経済学部で実施しました。(約150名参加)
 ISC企画とは、経済学部でこれまで身に付けた知識を展開・応用するため、現実の経済社会の問題点を認識し、考える機会として経済学部国際経済学科1回生を主対象とした企画です。
 当日は久保氏よりコスモエネルギーホールディングス株式会社の会社概要をご説明いたただき、その後、北村氏から「石油上流事業の最前線」、久保氏から「石油業界におけるカーライフソリューションとエネルギー業界で働くということ」というテーマでご講演いただきました。世界経済を大きく左右する原油市場の実態や動向、さらにはガソリン流通の最前線など、普段は接することのできないテーマの講演に、学生のみならず参加した教職員も興味深く耳を傾けていました。
 久保氏は立命館大学経済学部のご卒業であり、ご自身の学生生活についてもお話いただきました。学生にとっては社会で活躍している先輩が、学生時代にどのような学生生活を送り、社会人になった今、どのような考えや想いを持って仕事に臨んでいるかを知る貴重な機会となりました。
 また、司会の経済学部島田幸司教授から、立命館大学経済学部がコスモエネルギー開発株式会社と海外インターンシッププログラムを新たに開発したことが紹介されました。同インターンシッププログラムでは、アラブ首長国連邦アブダビ首長国にある、アブダビ石油株式会社アブダビ鉱業所(コスモエネルギーホールディングス株式会社関連会社)において実習を行う予定としています。同プログラムは石油採掘現場であるアラビア港ムバラス島や在アラブ首長国連邦日本国大使館の訪問なども含まれ、世界最前線のエネルギービジネス現場で働く人とその仕事を多角的に学ぶことのできるプログラムとなっています。
 講演後の質疑応答では、新規事業展開の目的や環境保全との両立策など学生から寄せられた質問に、丁寧にお答えいただき、盛況の内に終了しました。

会場の様子1
会場の様子2
会場の様子3

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