イノベーションストリームKANSAI2018会場の様子

立命館大学ブースの様子
立命館大学ブースの様子
ポリマー素材でできた柔らかいロボットハンド
ポリマー素材でできた柔らかいロボットハンド

 2月26日(月)・27日(火)にグランフロント大阪コングレコンベンションセンターにて、「イノベーションストリームKANSAI」(主催:うめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会)が開催されました。

 イノベーションストリームKANSAIは、うめきた2期のテーマである『ライフデザイン・イノベーション』に沿って、「関西の拠点の技術に繋がる・⼈に繋がる」ことや「最先端技術に触れ、体験することで、来街者と企業等が協業する」という、うめきた2期のまちのコンセプトを先⾏的に体験できるような展⽰・体験会。本学を含め関西に拠点を置く9大学・3研究機関の出展がありました。

 本学のブースでは、R-GIRO研究拠点、COIプログラム、ダイバーシティ事業、EDGE-NEXTプログラムの成果を、「土作り(ダイバーシティ:働く場の環境設定)→種植え・発芽(R-GIRO研究拠点)→水遣り・施肥(COI拠点への昇華、EDGE-NEXTプログラム)→結実(企業による事業化・研究開発)→収穫(イノベーションハーベスト)」という繋がりを感じ取れるコンセプトのもとに展示を行いました。

 来場者の参加や体験を意識し、ポリマー素材でできた柔らかいロボッハンド(川村貞夫・理工学部教授)やシリンジで動かすマイクロハンド及び人口筋肉・人口腸管(小西聡・理工学部教授)の実機デモ、超音波スピーカーを活用した空間体験(西浦敬信・情報理工学部教授)等を展示。また、「研究紹介トーク」と冠した対応スタッフによる各展示内容を説明するコーナーの実施や、来場者から展示への意見・感想をもらう「ご意見ボード」の設置をパネル前にて行いました。インタラクティブな仕掛けに富んだ内容は来場者の興味を強く惹くものとなっていました。

超音波スピーカー
超音波スピーカー
TABATAプロトコルの実演
TABATAプロトコルの実演

 同会場内ではショートプレゼンも開催され、中谷吉彦・立命館グローバル・イノベーション研究機構教授は「立命館大学のイノベーションエコシステムについて」、小西聡教授は「R-GIROからだ活性化総合科学技術研究拠点」についてを発表いたしました。また、27日の別会場では博士人材トークセッションも開催。宮野公樹・京都大学 学際融合教育研究推進センター准教授、谷口忠大・情報理工学部教授、家光素行・スポーツ健康科学部教授がパネリストとして登壇されました。チャットシステムを使用してリアルタイムで寄せられた会場からの意見によって、登壇者のトークセッションは盛り上がりを見せていました。

小西聡教授によるショートプレゼン
小西聡教授によるショートプレゼン
博士人材トークセッション
博士人材トークセッション

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