池上彰氏

2018.04.23 TOPICS

ジャーナリスト・池上彰氏から経済学を学ぶ 経済学部特別講演「経済学って、おもしろい」を開催

 4月19日、びわこ・くさつキャンパス(BKC)で、ジャーナリストの池上彰氏特別講演「経済学って、おもしろい」が開催されました。本講演は、立命館大学経済学部1回生を対象とする基礎演習授業の一環であり、特別講演会第1部として実施されたものです。
 池上氏は1回生へ向け、「大学生となった今、先生が言ったこと、テキストに書いてあることをそのまま信じるのではなく、本当にそうなのか、と疑い、自ら考える力が大切」と述べ、アダム・スミス、マルクス、ケインズ、フリードマンなど経済史の巨人に触れながら、経済学を学ぶ意味を伝えました。
 質疑応答では、学生たちからの経済にとどまらない多様な質問に、池上氏が真摯に答える場面が見られました。日米の貿易についての質問には、トランプ大統領が鉄鋼・アルミ製品への輸入関税を表明していることにも触れ、アメリカ政治の解説も交えた丁寧なコメントに、学生たちは熱心に聞き入っていました。また、12紙を購読している池上氏は、多様なメディアに触れることの大切さを学生に伝えました。
 講演会第2部では、日本経済新聞社佐々木元樹氏が登壇。学生たちは手元の新聞を実際に開きながら、情報の連続性や前後関係の見方を学びました。

学生からの質問に、池上氏から「ポイントをつかむ質問」とコメントも。
学生からの質問に、池上氏から「ポイントをつかむ質問」とコメントも。
日経新聞デジタル部門BtoCユニット佐々木元樹氏
日経新聞デジタル部門BtoCユニット佐々木元樹氏
日経新聞を広げる学生たち
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