東京パラリンピックのホストタウン登録を受けた滋賀県守山市との連携

 びわこ・くさつキャンパス(BKC)で5月2日から5月6日まで、トルコ、ロシア、中国、日本の4か国のゴールボールチームの合同合宿 兼 国際強化試合が行われました。
 これは、滋賀県守山市が2020年東京パラリンピックにおいてトルコチームのホストタウンとなるため、同市のホストタウン事業の一環としてトルコゴールボール協会との連携で企画されたものです。
 加えて、今回の合宿強化試合は、滋賀県および日本ゴールボール協会も加えた共同開催であり、本学は滋賀県ならびに守山市とも包括協定を締結していることから、本企画に協力しました。

5月5日の試合はNHKでも放送され、来場者も多数

NHKでも放送された日本女子対トルコ女子の試合
ゴールボール体験ブース
パラリンピック紹介ブース

 各国の選手らは、BKCエポックで合宿をし、3日、4日、6日はスポーツコモンズで交流試合が行われました。5日にはBKCジムで8試合が行われ、日本女子対トルコ女子の試合をNHKのEテレビで生中継されました。約350名の来場者のみなさんは、初めて観るゴールボールの迫力に感動し熱心に観戦されていました。また第2アリーナでは、県民を集めパラリンピックの紹介ブースや、ゴールボールの他にボッチャ、フライングディスクの体験ブースが設けられ、多くの方々が楽しんでおられました。

本学学生が運営補助として協力

タイム中にはコート清掃も行います
迫力ある試合を間近で観戦

 4日間の交流試合において、スポーツ健康科学部、産業社会学部、体育会男子バスケットボール部、体育会男子陸上部長距離チームの学生らが審判補助(サイドラインジャッジ)のボランティアとして関わってくれました。
 バスケットボールの2倍の重さのボールがわずか6mの距離の間を時速70kmで転がり、それを鈴の音だけで全身で止めにかかる技に学生らは驚いていました。
 また、今回ボランティアを経験したことから、学内で試合を開催しゴールボールの普及に関わっていきたいと言う学生もいました。体育会男子バスケットボール部主務の宮川航さん(産業社会学部4回生)は、「ボランティアとして参加して、オリンピック・パラリンピック準備に関われたことが貴重な経験となった。また立命館大学の体育会として、2020年オリパラで滋賀や京都で支援できる活動を話し合うべきだ」と述べています。
 5日間の交流の中で、パラスポーツを観る、支える活動ができたことは、本学のスポーツを学ぶ学生らにとって貴重な経験となりました。

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