食科学分野から世界をおいしく、おもしろく。食マネジメント学部 開設記念式典を開催

 6月25日(月)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)プリズムホールにて、2018年4月に開設した食マネジメント学部の開設記念式典を開催しました。会には、来賓、関係者をはじめ学部1期生355人が出席し、盛大に船出を祝いました。

 食マネジメント学部は、世界の食産業規模が拡大する中、総合大学のメリットを活かし、マネジメント・カルチャー・テクノロジーの三領域から総合的・包括的な学びを提供し、食をはじめとする幅広い分野で活躍する高度マネジメント人材の育成を目的に開設されました。

吉田美喜夫・学校法人立命館総長
吉田美喜夫・学校法人立命館総長
朝倉敏夫・食マネジメント学部長
朝倉敏夫・食マネジメント学部長

 記念式典開会にあたり吉田美喜夫・学校法人立命館総長が、「大学としてこれまでの日本の高等教育にない次元のグローバル化や研究力の強化を目指し取り組むなか、食マネジメント学部は、食を新たな学問分野として切り拓き、グローバルな諸課題を解決に導く人材育成の拠点として本学15番目の学部として開設しました。これにより、文理融合型のBKCのキャンパス全体を健康、スポーツ、食の分野のグローバルな教育・研究拠点として位置付けることが可能となりました。これからも総合大学としてのシナジー効果を発揮し、未来を担う創造的でイノベーティブな人材の育成に尽力していきたい」と挨拶。朝倉敏夫・食マネジメント学部長が「学部の成功、発展には学生、職員(教員)、研究・教育環境、国内外のサポートの力の、4つの力が欠かせません。今回、その4つの力、パワーが一堂に会する場を設けることができましたことをとてもうれしく思います」と謝意を述べました。

信濃正範・文部科学省大臣官房審議官(高等教育局担当)
信濃正範・文部科学省大臣官房審議官(高等教育局担当)

シャルル・コアントロ ル・コルドン・ブルー インターナショナル アジア代表
シャルル・コアントロ ル・コルドン・ブルー インターナショナル アジア代表
堀田安紀・三井物産株式会社関西副支社長
堀田安紀・三井物産株式会社関西副支社長

  続いて、来賓の信濃正範・文部科学省大臣官房審議官(高等教育局担当)、シャルル・コアントロ ル・コルドン・ブルー インターナショナル アジア代表、堀田安紀・三井物産株式会社関西副支社長から、それぞれ祝辞があり、学生代表として渡邊諒人さん(食マネジメント学部1回生)が「学部での貴重な学び、経験を自らの将来、そして世界に挑むために活かしていきたい」と決意を話し、最後に森島朋三・学校法人立命館理事長が、「人間における食は医学に匹敵するものであり、それに関連した学部を新しく持つことを誇りに感じています。この滋賀の地から世界通用する学部に発展してほしい」と述べ、期待を込めました。

 式典に引き続き、「世界をおいしく、おもしろく。」をテーマにシンポジウムを実施。二コラ・ペルッロ イタリア食科学大学教授・学長代理が「新しいガストロノミー」について、井澤裕司・食マネジメント学部教授が「食科学の構築に向けて」と題し、それぞれ講演。講演後の質疑応答では、学生からイタリアでの食科学の具体的な学びや卒業後の進路などについて質問があり、それに丁寧に応えるなど、有意義な時間を過ごしました。

渡邊諒人さん(食マネジメント学部1回生)
渡邊諒人さん(食マネジメント学部1回生)
森島朋三・学校法人立命館理事長
森島朋三・学校法人立命館理事長
シンポジウムの様子
シンポジウムの様子
イタリア食科学大学 ペルッロ教授
イタリア食科学大学 ペルッロ教授
質疑応答の様子
質疑応答の様子

NEXT

2018.06.25 TOPICS

証券取引に影響を与える「後悔」の感情

ページトップへ