中国・シンガポール・ブルネイの高校生が立命館の【 理系力 】を体感~「JSTさくらサイエンスハイスクールプログラム」~
高校生同士、言葉の壁を越えて築いた友情~立命館のおもてなし~
7月15日から17日にかけ、学校法人立命館は国立研究開発法人科学技術振興機構(以下JST)主催による「さくらサイエンスハイスクールプログラム(※1)」の第9グループの高校生(中国71人・シンガポール10人、ブルネイ10人 計91人、以下さくら高校生)と引率者16人を受け入れました。 さくら高校生の多くは、様々なコンテスト(例、化学や数学、情報科学オリンピック等)受賞者など、各国を代表する大学進学を控えた優秀な人材です。
※1 さくらサイエンスハイスクールプログラム
アジア等35か国・地域から優秀な青少年を招へいし、日本の最先端の科学技術や著名な科学者に接す
る機会を提供するさくらサイエンスプランの内、JSTがホストとなり高校生を招へいする事業。
さくら高校生はびわこ・くさつキャンパス(以下BKC)BKCに宿泊し、立命館の3附属高校(立命館高等学校、立命館宇治高等学校、立命館守山高等学校)のサポーター27人と寝食を共にしました。
7月16日には、立命館高校を訪問し、ノーベル物理学賞受賞者である益川敏英先生の講演会に参加した後、サポーター誘導の下、伏見稲荷大社を訪問するなど、高校生同士の文化、交流活動が行われ、サポーターにとっても貴重な成長の場となりました。
理系研究室で実験や体験型企画に参加
7月17日はBKCで大学全体の紹介の後、理工学部、情報理工学部、生命科学部に加え、2018年度に新設した食マネジメント学部での研究企画を実施しました。さくら高校生は、立命館大学の学部生、院生スタッフのサポートの下、実験や機器操作などを体験しました。
【さくら高校生のコメント】
・研究室訪問は実践的で最も良かった点である。また、研究テーマの構想も効果的に伝わってきた。
その後、設備が全て整った研究室を訪問できた。(シンガポール)
・とても興味深くて、楽しい実習だった。学生が作った研究に感心した。(ブルネイ)
・より全体的で詳細な日本の大学のイメージと根気強さの精神について知ることができた。
また、設備や施設が進んでいた。(中国)
立命館大学の留学生と「日本留学」について熱く語り合う
研究企画を体験した後、さくら高校生は立命館大学の留学生との交流会に参加し、「日本への留学」や「立命館大学でのまなび」について、イメージを膨らませました。
立命館は、本プログラムの受入れを通じて、アジアの優秀な高校生が科学技術への興味関心を深め、それぞれの祖国の発展、アジアの発展に貢献することを願い、引き続き国際交流事業に貢献していくことを目指していきます。