科研費で採択金額「私立大学3位」、採択件数「私立大学4位」を獲得

2018.11.12 NEWS

科研費で採択金額「私立大学3位」、採択件数「私立大学4位」を獲得

 立命館大学は、このほど文部科学省が発表した「平成30年度科学研究費助成事業(科研費)の配分」において、配分額ランキングで慶應義塾大学、早稲田大学に次ぐ私立大学3位(西日本私立大学1位)となり、本学過去最高の13億円を超えました。採択件数ランキングでは、私立大学4位(西日本私立大学1位)となりました。直近10年間で本学の採択件数は約1.9倍、配分額は約1.6倍に伸びています。中区分別ランキングのうち、私立大学順位で1位にランクインしたのは、「機械力学、ロボティクスおよびその関連分野」(全国7位)、「人間情報学およびその関連分野」(全国4位)、「環境保全対策およびその関連分野」(全国5位)となっています。

 本学は、2006年度から5年スパンの「研究高度化中期計画」を策定し、現在3期目を迎えております。この間、この計画に基づき様々な研究高度化に資する取り組みを推し進めて参りました。その一環としまして、世界水準の特色ある研究拠点の形成を目指して2008年に立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)(※)を発足し、世界的かつ、人類にとっての課題を分野横断型の特色ある研究拠点・研究分野を創成してきました。現在は、科研費の採択件数増大・採択内容の豊富化はもとより、大学院と研究との高度な連携、女性研究者支援の積極的な展開、多様な産学官連携活動、そしてグローバル研究大学としての研究基盤強化など、研究の高度化に向けて様々な角度から取り組みを進めています。特に科研費は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる研究を格段に発展させることを目的とする競争的研究資金であり、本学の研究活動を推進する上で非常に重要なものになっています。

※立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)について
立命館の中核研究組織として2008年に設立された分野横断型の研究組織。21世紀における地球が直面している諸課題の解決と、「持続可能で豊かな社会」の実現に向けた活動に取り組んでいます。

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