三菱地所と立命館が「戦略的DXパートナーシップ協定」を締結

2019.04.01 NEWS

三菱地所株式会社と「戦略的DXパートナーシップ協定」を締結

 3月28日(木)、学校法人立命館と三菱地所株式会社は、人とロボットが協働するSociety5.0*時代の施設運営管理モデルの構築に向けた実証実験や情報発信等を行うことを目的とした「戦略的DX(デジタルトランスフォーメーション)パートナーシップ協定」を締結いたしました。

 会見において、仲谷善雄総長は、「立命館は学園ビジョンR2030『挑戦をもっと自由に』の政策目標の一つに『未来社会を描くキャンパス創造』を掲げておりその目指す方向性は、三菱地所様が推進されているDXともまさに合致するものです。あらゆる人が幸せになる社会を目指し、『誰一人取り残さない、人とロボットが共存する持続可能な社会』に向けた課題解決を三菱地所とともに挑戦してまいります」と語りました。
 また、三菱地所株式会社の吉田淳一執行役社長からは、「三菱地所は丸の内エリアを先端技術の実証フィールドと位置付けこれまで様々な取り組みを行ってきました。今回の連携によって、テクノロジーの活用による次世代型の施設管理モデルの構築を更に推し進め、立命館とともに新しい価値を提供していきたいと思います」と述べられました。

吉田淳一執行役社長
吉田淳一執行役社長
仲谷善雄総長
仲谷善雄総長

人とロボットの協業実現を目指した実証実験をキャンパスで展開

運搬ロボット「EffiBOT」と コミュニケーションロボット「EMIEW3」
運搬ロボット「EffiBOT」と コミュニケーションロボット「EMIEW3」
警備ロボット「SQ-2」と清掃ロボット「Whiz」
警備ロボット「SQ-2」と清掃ロボット「Whiz」

松原洋子副総長
松原洋子副総長
有森鉄治執行役専務
有森鉄治執行役専務
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 本学園は、今回の連携を機に、学校施設の管理効率化の実現と学校という新領域に新しい価値を提供することで、未来社会の創造に向けた最先端テクノロジーの活用に係る情報発信、および人とロボットの協業実現に関する教育・研究および実用化のいっそうの活性化・展開につなげていくことを目指します。

【協定の主な内容】
(1) 清掃ロボット、警備ロボット、運搬ロボット等を含めた最先端テクノロジーの最適な活用方法等について調査・検証し、実証実験および導入に向けた検討を行う。
(2) 施設運用管理に関する効率化・高度化に取り組む。
(3) 人とロボットの協業実現を前提とした社会実装のための課題解決を行う。

* Society5.0 とはサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、日本が目指すべき未来の姿として提唱された社会(Society)のことであり、狩猟社会(Society1.0)、農耕社会(Society2.0)、工業社会(Society3.0)、情報社会(Society4.0)に続く、新たな社会を指します。

人とロボットが協業する未来社会

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