先端総合学術研究科 千葉雅也准教授の小説「デッドライン」が第 41 回野間文芸新人賞を受賞

2019.11.19 NEWS

先端総合学術研究科 千葉雅也准教授の小説「デッドライン」が第 41 回野間文芸新人賞を受賞

 先端総合学術研究科 千葉雅也准教授が11月6日(水)、第 41 回野間文芸新人賞を受賞いたしました。
 この賞は、財団法人野間文化財団が主催する純文学の新人に与えられる文学賞であり、前年9月1日から当年8月31日までに新しく発表された小説作品の中から、最も将来性のある新人の優秀作を選出しています。
 千葉准教授の小説「デッドライン」(新潮2019年9月号)が受賞作品として選ばれました。
 哲学者である千葉准教授のデビュー小説となる本作品は、「ゲイであること、思考すること、生きること」をテーマとした、大学院生の物語となっています。

千葉准教授 受賞のコメント
このたび、初めて最後まで書き切った小説に賞をいただき、大変光栄に思います。私は広い意味で「書くこと」そして「作ること」の諸形態に関心があり、現在はその哲学的な考察を行いながら、実作も試みています。これまでも、批評やエッセイ的なものなど、いろいろなスタイルで書く試みをしてきましたが、この数年の取り組みで、新たに小説、物語的なものという領域に踏み込みました。そこから研究へのフィードバックもありますし、今後も哲学的研究と同時に様々な実作を積極的に行っていきたいと思います。

千葉准教授
千葉准教授

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