立命館理事長・総長新年のごあいさつ

2020.01.01 NEWS

立命館理事長・総長新年のごあいさつ

 みなさま、明けましておめでとうございます。
 2020年がみなさまにとって、実り多き素晴らしい年となりますよう、心から祈念申し上げます。

 予想や予測という言葉が立ちむかえない程の劇的な変化が、いま世界中で起きています。欧米中心の価値観から多様な価値観への転換が起きつつあるなか、歴史的に見れば、非連続な事態が出来し、「想定外の日常化」が生じていると言えるでしょう。 また、少子高齢社会とともに、「人生100年時代」も到来しつつあります。人生において複数のステージをもつ時代、そして自ら問いを立て解決する「挑戦」が求められる時代です。学びの価値観の変化にともない、必要とされる教育のあり方も大きく変化する、言わば「知のイノベーション」が求められています。

 立命館は、2大学・4附属中学校・高等学校、1附属小学校、学生・生徒・児童約5万名を擁する多様性豊かな私立総合学園として、グローバル化を軸とした教育・研究の革新に取り組んでまいりました。2018年夏、私どもは、2030年に目指す新しいビジョンとして「挑戦をもっと自由に~Challenge your mind Change our Future」を掲げました。本学の建学の精神「自由と清新」を現代に、そして未来に引き継ぐ言葉です。
 世界に広がる大きなネットワークをいかし、多様な価値が交わることによって新たな価値を生み出し、その価値を世界に発信したいと考えています。

 立命館は本年、創始150年、学園創立120周年、APU開学20周年を迎えます。多くのみなさまにご支援をいただき、歩みを進めてまいりました。グローバルな存在感をもち、地域に根ざした私立総合学園として社会に貢献すべく、これからも邁進いたします。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2020年1月1日
学校法人立命館
理事長 森島朋三
総長  仲谷善雄

NEXT

2019.12.30 TOPICS

2019年富士山女子駅伝で4位 日本一奪還ならず

ページトップへ