キャリアセンターにて「グローバル志向の学生のための課題解決型プログラム」を開催

2021.01.08 NEWS

キャリアセンターにて「グローバル志向の学生のための課題解決型プログラム」を開催

立命館大学キャリアセンターは、2020年10月中旬から12月中旬までの約2か月間、日本アイ・ビー・エム株式会社の協力を得て、グローバル人材を養成するための課題解決型プログラムを開催しました。本プログラムは、グローバル企業への就職を目指す日本人学生と日本企業への就職を目指す留学生が共働し、Project-Based Learningを通じて設定された課題に対する解決策を構築する内容です。今年度はコロナ禍での学生の学習環境に全面対応したオンライン型プログラムを組みました。

厳正な書類選考により衣笠、びわこ・くさつ、大阪いばらきの各キャンパスから出身国・地域 (韓国、タイ、中国、日本、ハンガリー) や専攻、年齢などの異なる24名が選抜され、プロジェクト課題である「新年を祝う行事の中から伝統的なコト(Traditional Experience)を選び、それを継続していくための課題と解決方法を提示し、その解決に日本アイ・ビー・エム株式会社が貢献できることの提言」に臨みました。6チームに分かれた学生たちは、デザインシンキングやチームビルディング講座で備えた知識とスキルを活かし、ITツールを活用しながらブラッシュアップを重ね、12月4日に最終発表を行いました。

12月11日には、過年度グローバル人材養成プログラムの修了生も交えて、振り返りと意見交換が行われました。立命館大学卒業生の日本アイ・ビー・エム株式会社 理事 林 勇太 様(立命館大学エグゼクティブ・アンバサダー)から全チームに対し、コロナ禍での自らの環境を打破しようとするチャレンジ精神、現代社会に存在する真のニーズを掴むための柔軟な思考能力、若者らしい着眼点、テクノロジーの応用可能性に対する考察などの観点から様々なコメントをいただきました。そして、優れた新規性等を持つ課題解決を提案したチームに対しゴールド賞とシルバー賞が授与されました。総括として、プログラム全体を統括した紀國 洋教授(キャリアセンター部長)から、不確実な未来に対応できるAuthenticityを身に着けることの意義と、就職活動への激励の言葉が贈られました。

キャリアセンターでは、立命館大学のグローバル展開に対応し、今後も多様なバックグラウンドを持つ学生たちのキャリア支援を推進します。

【受賞チームからのコメント】
●経済学部3年 外所祐香さん(チームラントウ)
「リーダーシップを活かして仲間のモチベーションを高めて、たくさんの時間を共有し信頼関係を築けた。社会人になったら、目の前の数字に追われるのではなく、今回学んだ貢献したい思いや社会に与えるプラスの影響を考えていきたい。」
●国際関係学部2年 Ryu Kyeonghyeonさん(チームトックク)
「自信がない意見でもチームでは尊重されることがあり、様々な意見から新たな解決策が見つかると分かりました。将来日本で活躍するグローバル人材になれるよう頑張ります。」

Zoomでの集合写真
学生による最終発表時の資料1(一部抜粋)
学生による最終発表時の資料2(一部抜粋)

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