1月8日(金)、大阪いばらきキャンパス(OIC)にて第3回地域連携研究会(※1)を実施しました。ゲストには公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の今村治世氏をお招きし、講演および意見交換会を行ないました。3密対策をとった会場とオンラインでの参加を併せて、立命館大学の全キャンパス、立命館アジア太平洋大学、立命館小学校、立命館中学・高等学校、立命館宇治中学・高等学校の教職員を含む約50名が参加しました。

 冒頭、森道哉・OIC地域連携室長(政策科学部 教授)からは、万博の取組みにはSDGsの推進などを背景として、連携のタネが豊富にあると感じており、中長期的な研究・教育・地域社会連携の取組みが学生の成長に寄与することを期待する旨が、述べられました。

今村治世・公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 広報戦略局 戦略事業部 戦略事業課 係長
今村治世・公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 広報戦略局 戦略事業部 戦略事業課 係長
森道哉・OIC地域連携室長
森道哉・OIC地域連携室長


 今村氏からは、2025年に夢洲(ゆめしま)を会場として開催される大阪・関西万博の概要や、これまでの準備状況、またテーマ・開催意義などについて説明をしていただきました。SDGsのゴールとしての2030年の豊かな社会の実現にとどまらない、その先を目指す狙いについて話題提供いただくと共に、参画型の万博というコンセプトの大きな柱である「TEAM EXPO 2025」プログラムについても、具体的事例を含めてご紹介いただきました。
その中で、多彩なプロジェクトによる参画型の取り組みである「共創チャレンジ」への大学・学校への期待が示されました。(※2)

 第2部の意見交換会では、冒頭、2025年という中長期的な連携を展望しながら、附属校生が参画する可能性について教員から話があり、万博が学生・生徒・児童の成果発表および情報発信のプラットフォームになることへの期待などが述べられました。
また職員からは、既存の取組みや本学の特色を活かした学外関係者との連携の可能性について所感が述べられました。今回のディスカッションは、本学の教職員が2025年大阪・関西万博への知識を深める共に、地域・社会連携の歩みを一歩前に進める貴重な機会となりました。

 地域連携研究会では、コロナ禍においても研究を推進する活動や、学生の学び・成長の機会を提供する取組みを、引き続き積極的に模索してまいります。

(※1)地域連携研究会は、本学と地域コミュニティとの繋がりや、自治体・企業等との地域連携事業および共同研究を、これまで以上に推進・高度化することを目的として立ち上げられました。
(※2)TEAM EXPO 2025 プログラム 共創チャレンジ登録書
 https://www.expo2025.or.jp/team/news/2020-10-09-96/ 

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