世界は「やりたいシゴト」にあふれている ~グローバルに活躍している卒業生に、学生生活のヒントを聞くセミナー~ 第1回目「留学経験ゼロだった自分が辿った、意外なグローバルキャリアの歩き方」を開催

2021.03.08 TOPICS

世界は「やりたいシゴト」にあふれている ~グローバルに活躍している卒業生に、学生生活のヒントを聞くセミナー~ 第1回目「留学経験ゼロだった自分が辿った、意外なグローバルキャリアの歩き方」を開催

 キャリアセンターでは、2021年2月27日(土)に、「世界は『やりたいシゴト』にあふれている~グローバルに活躍している卒業生に、学生生活のヒントを聞くセミナー~」と題して、第1回目となる「留学経験ゼロだった自分が辿った、意外なグローバルキャリアの歩き方」をオンラインにて開催し、1・2回生を中心に約90人の参加がありました。

 「グローバルに活躍する」といってもさまざまな定義が可能ですが、当企画においては「海外で専門性のある仕事をしている」、あるいは「これまで一定年数にわたって海外において専門性のある仕事を経験し、現在のキャリアもその延長線上にあること」と捉えました。

 今回は「留学経験ゼロだった自分が辿った、意外なグローバルキャリアの歩き方」をテーマとし、在学中に海外留学経験はなかったものの、入社後、それぞれの仕事での専門性を生かしつつ、グローバルな仕事に関わりながらキャリアを歩んでいる卒業生2人を講師に招き、トークセッションを行いました。

講師の岩永崇さん(法学部卒)・高田幸美さん(経済学部卒)
講師の岩永崇さん(法学部卒)・高田幸美さん(経済学部卒)

 講師の2人からは、学生時代の様子や当時の進路へのビジョン、さらに、初めての海外勤務で転機となったエピソードや現在に至るキャリアにも話題が及びました。また、参加者からの質問に対し、学生時代から大切にしている価値観や考え方などについての紹介がありました。
 岩永さんからは、「偶然のチャンスを生かせるよう普段からの努力が大切」であり、高田さんからは、「多様性受容や異文化理解力に加えて、自分の判断・決断の軸となる真善美を備えてもらいたい」とのアドバイスがありました。

 また最後には、コロナ禍で学生生活を送る参加者に向けたメッセージも送られました。 高田さんは、「大学では授業だけでなく、友人との交流やインターネット、読書など、自分ができる範囲で『知識の幅を拡げる』ことに取り組んでほしい。それは、将来の仕事や、さまざま人とのコミュニケーションにおいて役立つ。また、今は我慢を強いられる時もあるが、悲観しすぎず前向きに捉えて、巡ってくるチャンスを掴めるよう、努力を惜しまないでほしい」と述べました。
 岩永さんは、「コロナ禍による長期間の制約・制限で大変な状況。ただ、過去にも困難な状況はあり、将来も困難な局面は訪れる。学生の皆さんには、『できないこと』に目を向けるのではなく、ぜひ『できること』に目を向けて、力を使ってほしい。自分に今『できること』をいろいろ考えて前向きに行動できる人になり、自分の軸を少しずつ太くしてほしい」と参加者にエールを送りました。

 今回の企画に参加した学生からは、「海外で働くことは、あくまでも手段・方法であり、専門性や仕事で何をしたいのか目的を持つことが大切だと思えた」といった感想や「今まで以上にアンテナを張り、さまざまな知識を得ることに力を入れて取り組みたい」など、今後の具体的な行動につなげたいとのコメントがありました。新学期に向けた学生生活や、将来に備えた行動のヒントを得たようでした。

パネルトークの様子
パネルトークの様子

 キャリアセンターは、皆さんが充実した学生生活が送れることを願い、今後もセミナーの開催などを通じ、一人ひとりに寄り添った多様なキャリア支援を推進します。

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