2021.09.03 TOPICS

立命館宇治中学校・高等学校が新棟を開設

 立命館宇治中学校・高等学校は、国際バカロレア教育の拠点となる新棟を8月30日(月)に開設しました。

 立命館宇治中学校・高等学校は、2009年に国際バカロレア機構(IBO)から一条校(※学校教育法第一条で「学校」とされている教育機関)として関西では初めてIBディプロマ・プログラム校としての認定を受け、国際的に通用する大学入学資格であるIBディプロマと日本の高校卒業資格の取得を目指すIBコースを設けました。また、2021年4月からはIBコースの進学を目指す中学生を対象としたIPコースも開設し、世界基準の教育に力を入れてきました。

 この度、開設した新棟は、生徒・教員の多種・多様なコミュニケーションを活性化させるコミュニケーションラウンジ、ミーティングルーム、カウンセリングルーム、コミュニケーションテラスなどの交流施設を備えています。また、国際試験などIBの厳格な基準に対応した大講義室やホームルーム教室などの設備も充実しています。IBの理念を体現した新しい環境において、語学力のみならず、多様な文化・価値観を理解・共感し、高い探究心でより良い世界を築くことができるグローバル人材の育成をさらに高度化させます。

 また9月2日(木)、朱雀キャンパスにおいて新棟の設計・建設に尽力いただいた株式会社山下設計・株式会社奥村組の関係の皆様をお招きし、新型コロナウイルス感染症対策を講じ、「立命館宇治中学校・高等学校 新棟竣工感謝の会」を開催しました。

 株式会社山下設計からは藤田秀夫代表取締役社長・筬島亮取締役専務執行役員西日本本社長/関西支社長らが出席され、株式会社奥村組からは大角透取締役常務執行役員西日本支社長・川谷澤之執行役員西日本支社関西支店長らが出席されました。学園からは森島朋三理事長、仲谷善雄総長、久野信之常務理事(一貫教育担当)、ヒックス ジョーゼフ立命館宇治中学校・高等学校校長、西川隆史同副校長らが出席しました。

 会では、森島理事長がIB教育の発展にふさわしい施設ができたことへの感謝を伝えるとともに、感謝状と記念品を贈呈しました。また、ヒックス校長・西川副校長が、生徒・教職員を代表して謝辞を述べ、生徒からのメッセージ動画も披露しました。
 山下設計・藤田社長からは設計した新棟で新しい時代のグローバルリーダーが育つことへの期待、奥村組・大角西日本支社長からは建設した新棟で国際視点を持って勉学に励んでほしいとのお言葉を頂戴しました。
 最後に仲谷総長が、グローバル・ダイバーシティを体現する新棟ができたことへのお礼と世界を創る人を育てることへの決意を述べ、記念撮影の後、閉会しました。

左:山下設計・藤田秀夫社長
左:奥村組・大角透西日本支社長

※撮影時のみマスクを外しています

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