文学部 夏目宗幸助教が一般社団法人地理情報システム学会 学会賞を受賞

文学部 夏目宗幸特任助教が一般社団法人地理情報システム学会 2021年度学会賞 研究奨励部門を受賞しました。
『GIS-理論と応用』に掲載された2編の論文に加えて、同学会の若手分科会で優秀賞を受賞した実績があり、歴史 GISや GIS 教育の研究分野で多くの貢献をされたことが、今回の受賞につながりました。

・一般社団法人地理情報システム学会 学会賞 研究奨励部門について
2021年度は6部門で公募された中から2件の受賞が決定しました。授賞式は 10 月 31 日の地理情報システム学会第 30 回大会の閉会式内で執り行われ、受賞者には会長から賞状と副賞の盾が贈呈されました。

夏目宗幸助教のコメント

この度、地理情報システム(GIS)学会賞を賜りましたこと、大変嬉しく光栄に存じております。
私が取り組んでおります歴史研究の領域は、文献史学を中心として、過去に膨大な研究の蓄積があります。しかし、文献史学においては、しっかりとした方法論を確立しているが故に解決できない、重要な課題も残されています。こうした課題に対し、GISの方法論を応用した研究成果を提示してきた点を評価頂いたと考えております。文学部や衣笠リサーチオフィスの皆様には、日頃より多大なるご支援を頂いており、大変心地よい研究環境をご提供頂いております。この場をお借りしまして、お礼申し上げます。
今後の研究に関しましては、文献史学、地理学、民俗学などの隣接諸学との架け橋の構築を目指し、歴史GISの発展に寄与できるよう努力してまいる所存です。

文学部 夏目宗幸助教
文学部 夏目宗幸助教

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