サスティナブルキャンパス・アイデア・コンテスト2021 最優秀賞表彰式を開催

 2022年2月9日(水)、朱雀キャンパスにて、学園全体の省資源化を推進する学内機関「立命館地球環境委員会」が主催するサスティナブルキャンパス・アイデア・コンテスト2021の最優秀賞表彰式を開催しました。
 今年度のコンテストでは、「温室効果ガス削減に向けて私たちができること」をテーマに、学校法人立命館に所属する学生・生徒・児童よりプランを募集、25件の提案が寄せられました。
 その中から産業社会学部1回生の伊藤健真さん、清水宏樹さん、杵築一流さん、馬銘悦さんらのビジネスプラン、「遊休物品」の学内シェアリングサービス『Rircle(リルクル)』を最優秀賞に選出しました。
 Rircleは、衣笠キャンパス内でのシェアリングエコノミーの構築を目指し、学生・教職員が利用しなくなったモノで、他者と共有化できる良質なモノ(遊休物品)のシェアリングを通じて、生産時と処理時に排出する温室効果ガスの削減を提案しました。
 表彰式では学生からRircleで生まれたシェアリングの実例が報告され、自分に必要なくなったものでも、他の人にとっては新たな価値や機会を提供できることについて語られました。

左奥:馬銘悦さん 右奥:伊藤健真さん
左奥:馬銘悦さん 右奥:伊藤健真さん
仲谷善雄総長
仲谷善雄総長
近本智行教授
近本智行教授

 審査員を務めた近本智行教授(立命館大学サステイナビリティ学研究センター長)は、「CO2削減自体を意識させず、結果的にCO2削減に貢献するという発想が興味深かった。今後は、カーボンフットプリント*などの仕組みを取り入れ、生産・廃棄時に発生するCO2が当該取組を通じてどの程度削減できるのかを試算・提示することで、より良い提案取組になるのではないか」と総評しました。
*商品やサービスのライフサイクル全体で排出される温室効果ガスをCO2量に換算し、表示する仕組み

 仲谷善雄総長は、「立命館は社会とさまざまなつながりがあり、社会の最前線で学べる機会があります。その機会を大いに活用して、学びを深め、プランを改良していってください」とエールを送りました。

※記念写真撮影時のみマスクを外しています。

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