2022年2月2日(水)、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会とTEAM EXPO 2025プログラム「共創チャレンジ」および「共創パートナー」に参画する団体の協力のもと、政策科学部・森道哉教授の「集中セミナー」を実施しました。当日は新型コロナウィルス感染症対策を講じたうえで、大阪梅田キャンパスからの配信形式で行いました。

 本集中セミナーの目的は、大阪・関西万博を受講生28名が各自の関心に基づいて考察することです。1970年に開催された日本万博、また時代背景としての「昭和史」や大阪・関西万博の開催に至った背景としての「平成史」を学ぶことを全員の学習の共通項としました。当日を迎えるにあたって、関連書籍の輪読や万博記念公園内の施設見学をしています。

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の
説明資料
午前の部での意見交換の様子
午後の部での事業説明の様子
各グループに分かれての意見交換の様子

 受講生からは、関係者の皆様からの事業説明に対して、以下のような質問が挙がり、大阪・関西万博への理解を深めるとともに、活発な意見交換が行われました。
・SDGsの観点からみて、会期終了後のパビリオンなどの扱いはどうなるのだろうか。
・共創チャレンジを進めるにあたって、今後どのような事業を展開されるのだろうか。
・ファッション業界が抱える課題の分析により、これからのファッションをとりまく環境はどのように変化していくのだろうか。
・優れた技術力を活かした2020年ドバイ国際博覧会日本館での展示の経験は、大阪・関西万博での取り組みにどのように活かされていくのだろうか。
・日本独自の美しい生活を支えてきた工芸は、大阪・関西万博を通じてどのようにバージョンアップされていくのだろうか。
・大阪・関西万博への様々な主体の参画が進み、全国的な関心が高まることは、会期後も続いていく地域や社会のあり方に希望を与えうるのではないか。

 立命館大学は、TEAM EXPO 2025プログラムに「共創パートナー」として参画しています。大阪いばらきキャンパスでは、引き続き、地域・社会連携を通じた教育・研究活動の取り組みを積極的に推進するとともに、同プログラムへの参画を通じて、豊かな未来社会への創造に貢献していきたいと考えています。

 <協力団体・出席者>
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 堂野竜也氏
TEAM EXPO 2025プログラム「共創チャレンジ」
・グローバルユース防災サミット 出水眞由美氏、出水季治氏
・EXPOやん 夏山空氏
TEAM EXPO 2025プログラム「共創パートナー」
・株式会社アーバンリサーチ 宮啓明氏
・大日本印刷株式会社 日下部智氏、高見未来氏
・一般社団法人日本工芸産地協会 原岡知宏氏
・株式会社三菱総合研究所 今村治世氏、奥野翔子氏


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