2021年度春季立命館大学大学院博士学位授与式を挙行

 3月26日(土)、朱雀キャンパス大講義室において、2021年度春季立命館大学大学院博士学位授与式を挙行しました。仲谷善雄・立命館大学長をはじめ、学園役職者や指導教員、学位取得者のご家族が出席し、55名の博士学位取得をお祝いしました。

 式では、まず仲谷学長より学位取得者一人ひとりに学位記を授与しました。
 その後、学長式辞では、学位取得者や指導教員、学位取得者のご家族に対しお祝いの言葉を述べました。また、「立命館憲章に掲げる「世界と日本の平和的・民主的・持続的発展に貢献する」ために、皆さんも、本学が目指す「次世代研究大学」の研究ネットワークを活用し、多様に連携して、新たな価値を創造して行きましょう。ぜひ皆さんと、研究する仲間として、ここ立命館で、また会える日を楽しみにしています」と学位取得者に対し今後の研究者としての期待も述べました。

 続いて、課程博士学位取得者を代表し博士(社会学)取得の小川実紗さん(社会学研究科応用社会学専攻修了)、論文博士学位取得者を代表し博士(法学)取得の鴻上喜芳さんが挨拶を行いました。

 小川さんは、指導を受けた先生方、特に指導教員である福間教授に研究を0から教わったことへの感謝や、研究で学んだことや気づきを述べ、「今後は教育機関で指導する立場として、私がこれまで教わったことを還元していきたいです」と今後の抱負を語りました。

 鴻上さんは、自身が損害保険会社に入社後、大学教員に転身したことを紹介し、「私の社会人人生には,傍らにいつも賠償責任保険がありました。それゆえ今回博士号を取得できたわけですので,最初の偶然の出会いに感謝しなければならないと思っています」と賠償責任保険の研究に至った経緯や学位取得への思いとともに、今後さらに研究に精進すること、社会貢献への意欲を述べました。

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