4月1日、学校法人立命館と国立研究開発法人国立長寿医療研究センターが、国民の健康寿命の延伸、生活の質およびウェルビーイングの向上を目指し、日本の産業技術の振興、社会課題の解決、イノベーション人材の育成を目的とした連携および協力に関する協定を締結しました。

 立命館は、スポーツ健康科学、理工学、生命科学、薬学、食科学、経済学、経営学などの総合知により、生活習慣病の予防や健康・食・長寿を総合したQOLの向上に資するスポーツ・健康・ウェルフェア分野の研究拠点創成を目指して、立命館大学スポーツ健康科学総合研究所を4月1日に設置しました。立命館大学びわこ・くさつキャンパスを拠点にし、課題先進国として日本が迎える高齢化社会において、生活習慣病の予防や健康・食・長寿を総合したQOL向上に向けた文理融合の教育研究に取り組んでいます。

 今次の協定により、認知症などの老年症候群に関する国内トップの研究力量を有する長寿研と連携し、立命館大学スポーツ健康科学総合研究所を拠点に複合的な共同研究を実施いたします。

連携協定に基づく取り組み

1.企業との共同研究の推進
2.産学官民連携に向けた新たな連携シーズ育成
3.文理融合による社会課題抽出
4.人材交流及び社会課題解決に資するイノベーション人材の育成

仲谷善雄 学校法人立命館総長のコメント

高齢者医療・介護・福祉の分野において、高度な実践と研究に取り組まれている長寿研との連携がスタートすることは、本学の健康・ウェルフェア分野研究の推進にとって大きな後押しとなることは間違いありません。立命館は、今回の連携を契機として、国民の健康寿命の延伸、生活の質・ウェルビーイング向上を通じた社会共生価値を生み出し、健康長寿社会実現への貢献を目指します。

NEXT

2022.04.07 TOPICS

新入生歓迎企画を3キャンパスで開催

ページトップへ