メタバース上で英語プレゼン テクノロジーと英語教育を融合させた取り組み
7月20日(水)、NTTが提供するXR空間プラットフォーム「DOOR」を活用し、生命科学部・薬学部の3回生が受講する専門英語科目「英語JP1(Junior Project1)」のポスターセッションを実施しました。
本取り組みは、新しい英語教育の形を模索し、改善し、成長し続ける「プロジェクト発信型英語プログラム」の一環として、生命科学部の山中司教授、木村修平准教授、山下美朋准教授、薬学部の近藤雪絵准教授をはじめとするプログラムの英語教員らが担当しています。受講生は自由にメタバース上を移動しながら、昆虫食やびわ湖の環境問題、新型コロナウイルスなど、さまざまなテーマに関する考察を、英語によるポスターセッション形式で披露しました。
学生たちがDOOR内に構築した空間には、AOサイズで作ったポスターを美術館のように見せたり、3Dオブジェクトを使った作品を展示するなど、これまでリアルな空間で行ってきたポスターセッションではできなかった表現方法にもチャレンジしました。
授業を担当した山中司教授は「正課授業でメタバースを使った英語学習環境を構築はこれまでにない挑戦」と述べ、学生一人ひとりの適応力を評価しました。
同じく、授業を担当した木村修平准教授は「本取り組みは、テクノロジーと英語教育の融合
させた取り組みであり、これからも進化し続けたい」と意欲を見せました。
なお、本プロジェクトは、立命館学園の中期計画「学園ビジョンR2030チャレンジ・デザイン」で掲げる「テクノロジーを活かした教育・研究の進化」を体現するために進めている「教育開発DXピッチ」で支援対象となった取り組みです。