国際平和ミュージアム館長・吾郷眞一教授の退職記念講演会を開催

 1月31日、国際平和ミュージアム館長の吾郷眞一教授の退職記念講演会が、平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルームにて開催されました。
 吾郷教授は、埼玉大学教養学部で教育・研究に従事された後、ILO(国際労働機関)の法律職に就き、世界各地で執行官としてILO憲章・条約の実現に寄与されてきました。1993年10月より九州大学法学部にて、ILOでのご経験を活かし、研究者としての道を再び歩まれます。2013年4 月より立命館大学法学部・特別招聘教授、2018年4月より立命館大学衣笠総合研究機構・招聘教員(教授)として本学の教育・研究に尽力されるとともに、国際平和ミュージアムの館長として同館の平和創造活動にも携わってこられました。
 本講演会で吾郷教授は、「国際経済社会法で平和を創る」というテーマの下、「存在拘束性」を意識されるきっかけとなったボンでの少年時代のエピソード、ILOにおける law enforcing agent としての様々な実務経験、九州大学や立命館大学での教育・研究活動についてのお話があり、学生・教職員ら約85名が吾郷教授のご講演に熱心に耳を傾けました。
 ご講演後、法学部・德川信治教授より謝辞が述べられ、法学部4回生の原山央椰さんより花束が贈呈されました。

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