2023年3月30日(木)、学校法人立命館(以下、立命館)と日本放送協会大阪放送局(以下、NHK大阪放送局)は、両者の有する人材や知識、情報面での資源を連携させ、教育・研究の一層の高度化ならびに新たな社会連携の枠組みの構築を目指し、連携・協力に関する協定を締結いたしました。

 本協定の締結にあたり、森島朋三理事長は、「2024年4月に情報理工学部・情報理工学研究科、映像学部・映像学研究科の2学部2研究科が大阪いばらきキャンパスに移転し、立命館大学は教学・研究分野で新たな展開を目指します。デジタル技術や映像技術、メディア・芸術表現などの研究・人材育成をより高度化するため、NHK大阪放送局との協定は大きな推進力になります」と語りました。
 NHK大阪放送局の小池英夫専務理事・大阪放送局長からは、「あらゆる場所で放送コンテンツを含む様々な映像にアクセスできる時代になりました。一方、情報の収集先が限られると、フィルターバブルやフェイクニュースの問題につながる可能性が指摘されています。今回の連携を機に学生のみなさんにはNHKを含む多様なメディアからバランスよく情報を集めるきっかけにしてほしいと考えています」と述べられました。

 立命館は、地域社会の活性化および将来必要とされる人材の育成に貢献するため、NHK大阪放送局と協力してまいります。

【連携・協力協定の主な内容】
(1)教育、人材育成・人材交流に関すること
(2)学術・研究に関すること
(3)地域の社会的課題の解決に資すること
(4)教育・研究における放送番組等の活用に関すること
(5)公共放送の理解促進に資すること

森島理事長
NHK大阪放送局 小池英夫専務理事・大阪放送局長

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