「オール立命校友大会2016 in 金沢」を開催

村上健治・立命館大学校友会会長による開会宣言
村上健治・立命館大学校友会会長による開会宣言
出前ちんどん
出前ちんどん
「超音波スピーカー」を使った体験型実験
「超音波スピーカー」を使った体験型実験

 10月29日(土)、ホテル日航金沢、金沢駅東もてなしドーム・地下広場などで、「オール立命館校友大会2015in金沢」(主催:立命館大学校友会・石川県校友会・富山県校友会・福井県校友会、共催:立命館大学)が開催され、延べ2,000名以上の校友が集い、交流しました。

 年に一度、全国の校友が一堂に会するオール立命館校友大会。今年は、金沢駅前に巨大な懸垂幕をかかげ、新幹線の開通で盛り上がる北陸・金沢に校友をお迎えしました。大会は、11時に金沢駅東もてなしドーム・地下広場で、村上健治・立命館大学校友会会長の開会宣言でスタートしました。開会式には山野之義・金沢市長もご登壇いただき、「北陸の魅力を存分に堪能してほしい」とご挨拶をいただきました。続いて、応援団や出前ちんどんによるパフォーマンスが行われ、大いに会場は盛り上がりました。また、地上おもてなしドームでは、情報理工学部の西浦教授が開発した「超音波スピーカー」を使った体験型実験(スポットに立ったときにだけ金沢駅の象徴「鼓門」に関する説明が日英中韓の言葉で聞くことができる)が行われました。

シンポジウムの様子
シンポジウムの様子

 ホテル日航金沢では、12時30分より立命館大学客員教授の宮家邦彦氏をお招きしてのアカデミック企画が開催されました。
 第1部は、宮家邦彦氏による「地政学と日本の大戦略」の講演が行われ、国際情勢の分析の方法、世界の大局などの解説をいただきました。特に大陸から近い島国であるということで、日本のポジショニングをイギリスとなぞらえ、大陸との勢力均衡や大陸との健全な距離、シーレーンの維持などの重要性を説かれていました。
 第2部では、宮家邦彦氏と吉田美喜夫総長、コーディネーターに北國新聞社論説委員の小倉正人氏を迎え、シンポジウム「世界が求める人材像と大学の役割」を開催。吉田総長は、これからの学生たちは、より幅広い教養(歴史、地理、文化など)を身に着けることが必須になるが、自分の足元である日本の歴史的背景や自国の立ち位置など、自己認識も必要と指摘。宮家先生も物事を客観的にみることで真理に近づくことができる、と話されました。
 会場には約600人が参加し、大変熱気に包まれていました。

女性校友の交流会「FIT Café in金沢」
女性校友の交流会「FIT Café in金沢」
「衣笠・広小路の集い」
「衣笠・広小路の集い」
総会・懇親会
総会・懇親会

 アカデミック企画終了後は、福井、石川、富山の頭文字をとって名付けた女性校友の交流会「FIT Café in金沢」、20~30代の若手校友の交流会「立★コン2016」、そして今回初の企画であるシニア層の校友を中心とした懇談会「衣笠・広小路の集い」の3つの交流会が開催されました。
「FIT Cafe in金沢」では北陸の魅力を活かした体験企画(水引アクセサリー、金箔貼り、眼鏡あわせなど)が行われ、ご当地スイーツを楽しみながら女性校友が交流を深めました。「立★コン2016」、「衣笠・広小路の集い」では、同世代の校友が、それぞれの学生時代を懐かしみ、新しい仲間と出会い、交流を深めました。
 各交流会終了後、総会・懇親会が行われ、懇親会では越中八尾おわら節や石川県ひがし茶屋街の芸妓さんのおどり、また北陸三県の日本酒がふるまわれ大いに盛り上がり、惜しまれつつも閉幕となりました。

 なお、来年のオール立命館校友大会は、京都で開催されます。

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