『イノベーターの問題空間』

 10/21(金)BKCピアラーニングスタジオにて、EDGE+R講座2016「革新の間戸」第2回を開催しました。

 文部科学省グローバルアントレプレナー育成促進事業として採択され、2014年度からスタートしたEDGE+Rプログラム(立命館イノベーション・アーキテクト養成プログラム)は、学内外の分野を横断した多様な受講生で「チーム」を作り、事業創造を目指すPBLを中心に、学外講師によるセミナー、海外研修などからなる正課外プログラムです。新たな価値創造(イノベーション創出)の面白さを体感する中で、課題を創造・実行・達成するために必要なマインドとスキルを実践的に身に付けることを目指しています。

イベント詳報
吉田満梨准教授
吉田准教授の講義に聴き入る受講生

 EDGE+Rでは、2016年度は全6回の連続講座を開催しています。
 前半の第1回~3回は、日本のイノベーション政策や、アカデミックな視点からのイノベーション、グローバルリーダー人材になるために必要なスキルについての講座を、後半の第4回~6回ではベンチャー企業などで活躍するビジネスパーソンを講師に迎えた講座を実施しています。

 第2回は吉田満梨准教授(本学経営学部)による、「イノベーターの問題空間」と題した講演がされました。

 「イノベーションとは何か」から始まり、イノベーションの類型や性質、イノベーションが生まれる社会的背景などについて講義があり、後半は、イノベーターが何をよりどころにしてイノベーションを起こすのかについて、自身の研究分野である「Effectuation」(シリアルアントレプレナーへの発話プロトコル分析から抽出した「起業家の論理」)と既存のCausation(データ分析・調査をもとに事業を計画・実施していくやり方)の比較を中心に語がなされました。

 聴講者からは、

「自分の中であいまいな概念であったイノベーション等について理解を深めることが出来た」、
「Causation・Effectuation両方の事業の進め方が分かった」
「イノベーションとは一つの言葉で表せない様々な考え方があり、色々な考え方を知る必要があると思った。」

といった感想が聞かれました。

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