第6回みなくさまつり開催

「えんでつなぐみなみくさつ」

「Ritsumei Racing(内燃機関研究会)」のフォーミュラーカー展示には子どもたちの行列が
「Ritsumei Racing(内燃機関研究会)」のフォーミュラーカー展示には子どもたちの行列が
「agRits」の野菜試食はあっという間に品切れ状態に
「agRits」の野菜試食はあっという間に品切れ状態に
「ヘルスポ+R」の体力測定はご家族みなさんで参加可能
「ヘルスポ+R」の体力測定はご家族みなさんで参加可能

 12月4日(日)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)の最寄駅であるJR南草津西口側特設会場にて、第6回みなくさまつりが開催されました。南草津の愛称「みなくさ」の名前がつけられた本まつりの第1回目は、南草津駅の新快速停車実現を記念したイベントとして2011年3月12日に予定されましたが、前日の東日本大震災の発生を受け、中止されました。しかし、その後「みなくさ」地域における町おこしのイベント実施の可能性について検討され、近隣自治会や草津市、草津商工会議所、草津青年会議所と本学を中心に実行委員会を結成し、復興支援も掲げたイベントとして同年12月に実施されることとなりました。こうして、これまで一体となって協働する機会があまりなかった各種団体が企画・運営を行い、住民同士の繋がり、老若男女を問わない温かな人の輪を培ってほしいとの思いがこめられた「えんでつなぐ」をテーマに今年で6回目の開催となりました。
 本学では、みなくさまつりを「地域の方々への感謝の気持ちを表し地域の方々との絆を確認する機会」と位置づけて取り組み、今回も実行委員会として参画するのはもちろん、学生団体によるブース出展やステージ出演を行いました。

立命館大学ブース 大盛況

「OBAN」は足もみを通じてたくさんの方とお話・交流をしました
「OBAN」は足もみを通じてたくさんの方とお話・交流をしました
目の前で手品を披露する「マジックプレイヤーズ」
目の前で手品を披露する「マジックプレイヤーズ」
立命館ブースもスタンプスポットとなった「スタンプラリー」も大盛況
立命館ブースもスタンプスポットとなった「スタンプラリー」も大盛況

 西口ロータリーに設けられた「立命館大学ブース」には以下5店舗が参加型企画を実施しました。
 
 ・Ritsumei Racing(内燃機関研究会)「見て・触れて・感じるフォーミュラーカー!」
 ・奇術研究会 マジックプレイヤーズ 「マジックショー」
 ・Healing Circle OBAN 「足裏リフレクソロジー(あしもみ)」
 ・ヘルスポ+R 「健康チェック(サルコペニア)」
 ・agRits 「農業から地域を元気に!~しがのおいしいものを食べましょう~」

 どのブースもOPENの10時から老若男女問わず多くの方にご来場いただき、交流をするだけでなく、日ごろの活動について知っていただく機会となりました。

ステージでまつりを盛り上げる

オープニングを飾った「Song-genics」(上)と客席を練り歩く「出前ちんどん」(下)
オープニングを飾った「Song-genics」(上)と客席を練り歩く「出前ちんどん」(下)
開会式にてご挨拶をされる松原豊彦副総長
開会式にてご挨拶をされる松原豊彦副総長
観客を魅了する「モダンジャズバレエ部」
観客を魅了する「モダンジャズバレエ部」

 メインステージは11時から開演。アカペラサークル Song-genics がオープニングをかざり、圧巻のパフォーマンスを繰り広げました。続いて開会式が行われ、主催者開会宣言の後、橋川渉草津市長、北村嘉英草津商工会議所会頭に続き、松原豊彦副総長がご挨拶され、地域の皆様への感謝の意を述べるとともに、草津未来研究所(松原教授が所長)が運営するUDCBK(アーバンデザインセンターびわこ・くさつ)事業や2018年設置構想中の食科学部についても触れられながら、今後の「みなくさ」地域の発展の展望についてお話されました。
 その後、地域で活動する各種団体によるバンド演奏やダンスなど様々なパフォーマンスが行われました。中盤では、本学のモダンジャズバレエ部による演技が行われ、途中は自らMCを務め活動紹介を行ったり、終盤では多国籍音楽サークル出前ちんどんが演奏を行い、観客席や飲食ブース・スイーツブース付近を練り歩きするなど、会場を盛り上げました。

 その他、「わくわく広場」においては志津南学区まちづくり協議会が運営する「ダンボール迷路であそぼう!」企画の運営に日ごろから交流の深いサービスラーニングセンター所属の学生が参画。また、ストラックアウトやバウンドホッケーを実施した「びわこてらこや」にも本学の学生が多数参画しており、地域の方と協力しながらお子様に楽しんでいただけるブース展開を行いました。
 さらに、フェリエ南草津5階市民交流プラザでは、くさつビブリオバトル2016を開催。運営を行う実行委員として本学教職員・学生が参画しました。草津市立小・中学校から前回を大幅に上回る55名の出場者を迎えた「小・中学生の部」ではグループ別に対戦を行いましたが、複数の出場者が同時に本を紹介する声が混ざらないよう、西浦 敬信研究室(情報理工学部)が開発したオーディオスポットも導入し、本学のアカデミックな技術も体感していただきました。

 心配されていた天候もなんとかもち、10,000人を越える来場者の方にお越しいただいた「みなくさまつり」は無事に終演しました。ご協力・ご支援いただきました皆様に感謝し、今後も各種団体と協働しながら「みなくさ」地域の発展に貢献していきたいと思います。

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