岐阜県と「就職支援に関する協定」を締結

 12月13日(火)、立命館大学大学は岐阜県と「就職支援に関する協定」を締結しました。

 この協定により、岐阜県内の企業や機関に就職を希望する学生やその保護者に対して、県内の企業・機関の採用情報やイベント開催情報などを提供するとともに、岐阜県と本学が連携協力して、学生のUIJターン就職の支援を行うことを目的としています。

 なお、本学と都道府県との就職支援に関する協定締結は徳島県、広島県、高知県、香川県、北海道(包括協定)、福島県(包括協定)、長野県、愛媛県、鳥取県、岡山県、石川県、山口県、福井県、静岡県、熊本県、新潟県、三重県、和歌山県、福岡県に続き20件目となります。

古田肇岐阜県知事
古田肇岐阜県知事
吉田美喜夫学長
吉田美喜夫学長

古田肇岐阜県知事のメッセージ
 本県では進学、就職において若者の県外流出が深刻になっています。とりわけ、大学進学においては8割が県外大学へ進学しており、どうしたら本県に戻ってきて頂いて、活躍して頂くかが大きな課題です。このままでは、地方創生どころか若者の首都圏一局集中がさらに進んで逆の流れになってしまうと感じています。
 立命館大学には岐阜県出身の約600名と最も多くの学生が学んでいることから、できるだけ早く協定を締結し、学生のと県内の企業や卒業生と交流して頂きたいと考えていました。今回の協定締結により、そうした交流を始めるとともに、学内における県内企業の説明会や採用情報の提供を進めていきたいと思っています。そして、岐阜県出身者はもとより多くの学生の皆さんが岐阜県にきて頂いて活躍される流れを作っていきたいと考えています。

吉田美喜夫学長のメッセージ
 本学はキャリアセンターをいち早く設置し、単なる就職支援に留まらず、学生が生涯を通じてキャリアを切り拓ける人材として育成する考えのもとで学生の支援を行っており、学生を広く世界にそして全国に進出してもらうにはどうすれば良いか考えてきました。
 本学は学生の約半数が関西以外から入学しており、これが立命館大学の多様性を保障する条件になっています。従って、全国から集まり、全国で活躍するというしくみを守り発展させて行くことが重要だと考えています。その意味でも岐阜県と就職支援に関する協定を締結できたことを大変嬉しく思っています。岐阜県出身者のUターン就職率は現在約28%であり、他県と比較して標準的な割合ですが、行政の持つデータと大学の持つデータを突き合わせ、連携して支援を行うことによって、グローバルな問題意識を持ちつつ、ローカルに活躍できる人材をより多く送り出して行きたいと考えています。

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