留学生支援団体TISAとOIC国際教育センターでは、2016年から大阪いばらきキャンパス(OIC)SALLにおいて、留学生や日本人学生が母国について振り返りをしてもらうという目的のもと、「DISCOVER」というイベントを開催しています。今学期の12月6日(火)と8日(木)の2日間は、母国の年末年始の過ごし方について紹介する「DISCOVER Australia & Sweden」「DISCOVER Korea & Japan」を開催しました。当日は、2日間あわせて、日本人学生と留学生34名が参加しました。

 まず「DISCOVER Australia & Sweden」では、オーストラリアとスウェーデンからの留学生による、クリスマスや大晦日の過ごし方について紹介をしました。南半球に位置するオーストラリア、季節は日本と逆になり、常夏のクリスマスです。大晦日にシドニー湾にて打ち上げられるカウントダウン花火は、圧巻の一言!またオーストラリアに留学した日本人学生は、留学時の体験談を紹介しました。ところ変わってスウェーデン、クリスマスは雪が舞う季節です。アドベントやクリスマスイブの一日の過ごし方についてなどを紹介しました。質疑応答では、ラップランドにある氷でできたアイスホテルも紹介、北極圏ならではの幻想的なクリスマスを満喫できるようです。

Discover the world
Discover the world
スウェーデン ・プレゼンテーションの様子
スウェーデン ・プレゼンテーションの様子
オーストラリアの習慣を紹介
オーストラリアの習慣を紹介

 続いて「DISCOVER Korea & Japan」では、韓国からの留学生と日本人学生が母国の年末年始の過ごし方について紹介しました。まず韓国の留学生から、クリスマスと旧正月の過ごし方を紹介しました。日本と共通する点が多い韓国ですが、救世軍による慈善鍋は韓国ならではの年末の風物詩です。韓国のお正月については、旧正月の料理や伝統行事を紹介しました。お辞儀の回数は挨拶する人によって異なることなどを知ることができました。日本人学生によるクリスマスとお正月の紹介では、クリスマスのイベントの過ごし方や食べ物、伝統的な日本のお正月の習慣を紹介しました。日本の年末年始の過ごし方を経験したことがない留学生も多く、質疑応答は和気あいあいと盛り上がりました。

ディスカッションの様子
ディスカッションの様子
韓国のしきたりについて紹介
韓国のしきたりについて紹介
日本の年末年始の過ごし方について紹介
日本の年末年始の過ごし方について紹介

 年末年始は大切な人と過ごすかけがいのない時期であることは、どの国や地域でも共通しています。母国を離れて留学中の学生の皆さんが、年末年始に心温まるひとときを過ごすことができたことを願っています。

2016春「DISCOVER Thailand and Indonesia」記事

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