古気候学研究センター中川毅教授が「講談社科学出版賞」を受賞

2017.09.15 TOPICS

古気候学研究センター中川毅教授が「講談社科学出版賞」を受賞

 古気候学研究センター中川毅教授が、著書「人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか」で「第33回講談社科学出版賞」を受賞し、9月14日、東京都内で贈呈式が行われました。
 この賞は、国内で刊行された一般向けの科学書の中からすぐれた著作を選ぶもので、中川教授は、本著で過去の精密な記録から気候変動のメカニズムに迫り、人類史のスケールで現代を見つめなおしました。

<中川教授のコメント>
 高校生の頃、家族や友人に語っていた将来の夢は、「ブルーバックスに書くような人になる」でした。30年後にそれが現実になって、その本で名誉ある賞までいただくことになると当時の自分に教えてやったら、たぶん悪い冗談だと思って信じないでしょう。
 どちらかといえば地味なテーマの研究を続けてくることができたのは、多くの方に助けられてきたおかげです。お世話になったすべての方にお礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからも、自分の研究を軸足にした発信を続けることができたらと思っています。

授賞式に出席した中川教授(写真右端)。写真中央は第33回講談社エッセイ賞を受賞した小泉今日子さん。
授賞式に出席した中川教授(写真右端)。写真中央は第33回講談社エッセイ賞を受賞した小泉今日子さん。

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