2018.03.09 TOPICS

立命館大学イノベーション・アーキテクト養成プログラム デザイン・ドリブン・イノベーションコース「アドバンスド」最終報告会開催

『2017年度EDGE+Rプログラム デザイン・ドリブン・イノベーションコース「アドバンスド」最終報告会』

 2月28日(水)、OICにて、2017年度EDGE+Rプログラム デザイン・ドリブン・イノベーションコース(DDIコース)「アドバンスド」最終報告会を開催しました。

 イノベーション・アーキテクト養成プログラム(EDGE+R)は、イノベーション創出を担い得る次世代の育成を目的とした実践型プログラムです。学内外から多様な受講生が集まり、新たな価値創造(イノベーション創出)の面白さを体感する中で、課題を創造・実行・達成する為に必要なマインドとスキルを実践的に身につけることを目指します。
 EDGE+Rは、文部科学省「次世代アントレプレナー育成事業」(EDGE-NEXTプログラム)の採択事業です。

イベント詳報

緊張の発表
発表者への講評(コメント)の様子

 2017年10月からスタートしたDDIコースでは、ベーシック(10月~12月)を経て選抜された4チームを対象にアドバンスド(12月~2月)を実施しました。チームのアイデアの具体化するための週一回のメンタリングをベースに、学外調査、プロトタイピングなどを実施し、2月下旬には海外研修(ロンドン・オックスフォード)においてグローバルな視点からの指摘を受けてさらにブラッシュアップさせ、最終案を2月28日最終報告会にて報告しました。

 講評者からは、自分の特技を活かし社会に貢献しそれがビジネスとしてサステナブルにやっていける、自立したシステムを考えることがアントレの本質」「仲間づくりは重要。自分の弱みをさらけ出すことも大切で、自分に強み・自信があるから弱みも見せられる。長い人生の中、そこを磨いてほしい。周りは自分が思っているよりも意外な見方をしていることもある。DDIで課題分析をしっかりし、もやもやしたところを突き詰めてほしい。そうすれば応援してくれる人もでてくる」といったご意見、アドバイスをいただきました。

 また講評者のお一人としてもご出席いただいた中辻憲夫氏(一般財団法人中辻創智社代表理事/京都SMI理事長/京都大学名誉教授/物質-細胞統合システム拠点 設立拠点長)は、本プログラムにご協賛も頂いており、今回「基礎研究者が幹細胞の応用研究を通して産学連携とベンチャー起業家へいたった道程」と題し、ご講演もいただきました。中辻氏からは、ご経歴、起業の経緯、現在携わっておられる事業のご紹介などとともに、学生へのメッセージとして、自分の得意分野はもっていて且つそのほかの様々なところに興味をもつことが大変重要であり、そうすれば対応力がつくこと、そして得意分野の違う人が一緒になってなにかをやればシナジー効果が表れること、そこに大きな可能性があること、を語られました。

 最後に、中辻氏より優れた1チーム中辻賞が授与され、コース担当教員である八重樫教授(経営学部)より、DDIで学んだことをこれからも活かし、社会で実践事例を作って外に広めていってほしい、との挨拶をもって閉会となりました。

関連情報

NEXT

2018.03.09 TOPICS

「健幸都市くさつ」を目指す地域のウォーキング講座に本学教員や院生が協力 ~山田学区・笠縫東学区の取り組み~

ページトップへ