1マイルテストスタート

■9月14日(土)第1回目講習会

 5年目を迎えた、草津市笠縫東学区健康ウォーキングリーダー講習会。今年も、本学スポーツ健康科学部、家光素行教授が講師を勤め、正しい知識と実技の両方面から健康維持・増進の要となるウォーキングについて講習会を行いました。
 今年はビワイチ(琵琶湖を自転車で一周すること)にならって、ウォーキングした距離数を積み重ねて琵琶湖一周に挑戦しようという試みとなりました。

家光教授による講義
家光教授のわかりやすい講義に、参加者の皆さんは熱心に聞き入っておられました。

 全3回の講習会のうち、第1回目は、講義と昨年同様1マイルウォークテストを実施しました。筋肉量を増やすことの大切さや、1日7500歩を歩くことが死亡率の減少にもつながる話に、受講生の皆さんは熱心にメモをとられていました。また、1マイル(約1、6km)をできるだけ早く歩くことではなく、普段のスピードで歩くことによる心拍数の測定を行い、安全性の確保を講習することでもある1マイルウォーキングテストも、秋晴れの中、気持ちよくスタートしました。受講者の皆さんは、まずご自身の血圧と心拍数を測定、次に家光研究室の院生の指導のもと準備運動を行い、その後1マイル(約1、6km)を歩きました。

みなさんで1マイルウォーキングテスト
秋空の中、気持ちのよいウォーキングでした。
測定中
院生による体脂肪、筋肉量等の測定。
次回にむけてのお話
3ヵ月後の達成感が楽しみになるお話しでした。

 1マイルの歩行にかかった時間を記録し、さらに歩行後の心拍数、筋肉量、体脂肪も合わせて記録をとりました。講義室に戻った後は、集めたデータと年齢や性別等の情報からフィットネスレベルを算出し、今後の運動の頻度や運動の方法の改善について考えました。これにより、各人の3ヶ月後の目標が決定されることになります。
 専門家による科学的な知見から自身のVO2max(最大酸素摂取量:運動中に呼吸によって体内に取り込むことができる酸素の最大量)を把握し、具体的な目標を立てることができるところも本講習会のポイントでもあります。
 前向きなイメージを持ち、日々のウォーキングに励まれる地域の皆さまの3ヶ月後の姿を楽しみにしております。

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