9月25日(金)、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、第2回地域連携研究会(※1)を実施しました。ゲストには辻野恵利子氏(大阪府財政部行政経営課公民戦略連携デスク)と清水浩章氏(同政策企画部企画室計画課)をお招きし、講演および意見交換会を行ないました。本学の教職員・学生を中心に、3密対策をとった会場とオンラインでの参加を併せて、約30名が参加しました。

(※1)地域連携研究会は、本学と地域コミュニティとの繋がりや、自治体・企業等との地域連携事業および共同研究を、これまで以上に推進・高度化することを目的として立ち上げられました。

 冒頭、森道哉・OIC地域連携室長(政策科学部 教授)から本研究会の趣旨説明があり、連携の機会を創出していくにしても、まずは連携先のことを互いによく知ろうとすることが重要である旨が述べられました。

辻野氏・公民戦略連携デスク
辻野氏・公民戦略連携デスク
清水氏・企画室計画課
清水氏・企画室計画課


 辻野氏からは、大阪府における公民連携の取組みの目的や意図をうかがうとともに、これまでの企業などとの連携の実績に加えて、本学との連携の事例の紹介もしていただきました。また、清水氏からは、2025年の大阪・関西万博を通じて大阪が目指す将来ビジョンに関する話題提供をしていただきました。

 それを受けた意見交換会では、実際に授業内で大阪府との連携に関わった教員から、学生が自治体の取組みについて知り、学びを深めるまでのプロセスについて報告があり、また職員からは、現在の学生が、2025年には社会人として街づくりや万博準備に関わることも念頭に置いた、中長期的な大阪府と大学との連携の可能性についての所感が述べられました。こうした活発なディスカッションは、本学の教職員・学生が連携先としての大阪府を知る貴重な機会となりました。

意見交換会の様子
意見交換会の様子



 地域連携研究会では、コロナ禍を踏まえた教員による研究活動の推進や、学生の学びと成長の機会をオンライン環境にて提供する等の取り組みについて、引き続き積極的に推進して参ります。

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