国籍を超え、価値観を分かりあい、妥協せずに議論する

2017.11.27 TOPICS

国籍を超え、価値観を分かりあい、妥協せずに議論する ~キャリア形成支援を通じたグローバル人材養成プログラムPBL成果報告会~

 11月25日、大阪いばらきキャンパスで「2017年度立命館大学キャリア形成支援を通じたグローバル人材養成プログラムPBL成果発表会」を開催しました。成果発表会は、プログラムに参加する学生40名と、テーマを提供する企業5社を含む40社が参加。学生は半年かけて企業が現在抱えている経営課題に対して解決策を考え、学生視点とビジネス視点を融合した提案を企業に向けて発表しました。
 受講生からは、「考え方や価値観の異なる相手と協働するためには、自分の考えを主張するだけでなく、他者の意見を受け入れることの大切さを知った」「社会人になる前に働く上で大切にしたい軸を探ることができた」などの学びがあったと報告があり、将来グローバルな世界で活躍したいと熱望する学生らがそれぞれの想いを語りました。

急速に変化していくグローバル社会のもとで、次世代を担うリーダー育成を。

 グローバル人材養成プログラムは、将来の日本・世界を牽引するグローバルリーダーを育成することを目的に、2010年から実施。複数の国・地域の学生が理系・文系、学部・大学院、男女の壁を越えて参加し、ダイバーシティな環境のもと「産学連携」によりプログラムを展開しています。受講対象は学部3回生と大学院1回生(選抜制)で、2017年度は外国人留学生20名、国内学生20名の合計40名が参加しています。
 プログラムでは、国内外で活躍する方の講演・ワークショップや国内外の企業訪問研修で様々な価値観・文化背景を持つ方と懇談をするほか、PBL(Project-Based Learning)学習プログラムにおいて、企業から与えられたビジネス課題を留学生・国内学生混合チームで活動しています。互いにぶつかり合い、成功も失敗も繰り返しながらも納得できるまで議論し、成果発表する姿は、多様性のある学びのコミュニティを通した意欲の高い学生らが、産学連携によるキャリア教育で培ってきたものです。
*本プログラムは2014年よりスーパーグローバル大学創成支援事業の一環で実施しています。

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