広小路から衣笠へ全面移転

戦後の日本は、大きく姿を変えてゆきました。社会の変貌や社会的要求に対して、立命館も大きく成長発展してきました。
1948(昭和23)年にそれまであった立命館研究所を改組し、人文科学研究所を設立、1950(昭和25)年に大学院設置、1955(昭和30)年に理工学研究所を設立し、学内の研究体制は一段と整備されます。
1962(昭和37)年には、企業社会での人間疎外を克服する主体の形成を目指して経営学部が、1965(昭和40)年には、既存学問分野ではとらえきれなくなった各学問の共同を目指して産業社会学部が相次いで設置されました。
こうした目覚ましい発展の結果、80年の歴史を刻んだ広小路学舎が手狭となり、当初の計画から17年の歳月をかけ、1981(昭和56)年に、現在の衣笠キャンパスへの全面移転が行われました。
全学部と二部が同一キャンパスに統合され、すべての教育研究活動における全学的共同の条件が整いました。


ページトップへ