• 2018/09/11
  • 2018年度特別展「世界報道写真展2018 -記録された瞬間 記憶される永遠-」および安田菜津紀講演会「写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-」開催
  • 立命館大学広報課
  •  国際平和ミュージアムは、立命館大学の衣笠キャンパス(京都市)およびびわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)で「世界報道写真展2018」を開催いたします。
     世界約100会場で開催される世界最大級の報道写真展である本展は、今年で61回目を迎えます。今回は、125の国と地域から4,548人のフォトグラファーが参加し、73,044点の応募がありました。その中から「現代社会の問題」、「一般ニュース」、「長期取材」、「自然」、「人々」、「スポーツ」、「スポットニュース」、「環境」の8部門において、22カ国42人の受賞が決まりました。
     「一般ニュースの部」では、イヴォール・プリケットがイスラム国(ISIS)からのモスル奪還を巡る戦闘に巻き込まれる市民や廃墟と化す街を捉えています。また、「人々の部」では、イスラム過激派「ボコ・ハラム」の誘拐から逃げだし、自爆用の爆弾から免れた少女たちの姿をアダム・ファーガソンが撮影しました。この他、密猟者からの保護のため自由を脅かされざるを得ない動物、ベネズエラにおける大統領に対する抗議活動の模様など、世界の「いま」を克明に伝える写真の数々を紹介します。本展が、世界の現状を知り、平和とは何かをいま一度考えるきっかけになれば幸いです。
     なお、関連企画として、フォトジャーナリスト・安田菜津紀氏による講演会を開催いたします。東南アジア、アフリカの貧困やHIV、中東の難民問題などの取材を続ける安田氏が現場で何を思い、何を伝えようとしているのか、また写真(カメラ)の果たす役割とは何か、自身の取材活動についてさまざまな角度から語っていただきます。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

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